シンイチのニキビ治療メールサポートの返信【Rさんのニキビ治療】

ニキビ治療

メールをやり取りしているRさんのニキビ治療について、他の多くの方も参考になると思い掲載させて頂いた。

シンイチさん、こんにちは。

8月頃にメールでアドバイスを頂いた、Rと申します。
あれから豆乳を毎日飲んだり、食品添加物はなるべくとらないように心がけたりしていますが、ニキビは悪化する一方です(;_;)

これが、8月頃の写真です。

ニキビの写真
そして、現在の写真です。

ニキビの写真2

一人暮らしを始めたこともあり、ちゃんとしたご飯がなかなか作れないことも多く、便秘がちです。(2~3日に1回)

病院でディフェリンやベピオゲル、抗生物質を処方してもらったこともありますが、なかなか効き目がなくやめてしまいました。(毎日ちゃんと塗らなかったからかもしれませんが)
ベピオゲルはニキビは少し小さくなった感じはありましたが、にきび跡には効果はありませんでした。

毎日肌のきれいな人を見るたびに憂鬱な気持ちになります。
何をするときもニキビのことが気になってしまいます。

シンイチさんのブログを拝見し、トレチノイン治療に興味を持ったのですが、今の肌の状態で始めても良いと思いますか?
それとも、食生活に気をつけて便秘を治したり、ベピオゲルなどで少しずつ治療していくのが良いのでしょうか?

トレチノイン治療をはじめる前に

まず、「トレチノイン治療に興味を持ったのですが、今の肌の状態で始めても良いと思いますか?」という質問に関してだが、もちろん大丈夫だと思われる。こういう中々治らないニキビに対してでもトレチノインは効果が出る可能性も高く、ニキビで悩んでいる人は是非使ってみるべきだと考えている。

ただ、一つ懸念する事があるとすれば、「ニキビが悪化し続けている=皮脂の分泌が過剰」という事だ。トレチノイン治療中は一時的に肌のバリア機能が弱くなる為、皮脂の分泌が過剰な状態でトレチノインを始めると新規ニキビが発生するリスクも高くなる事が推測できる。

今サポートしている方の中にも、トレチノイン治療中に新規ニキビが発生する方は数人いるが、肌のバリア機能が弱くなりニキビができるのはある程度仕方がない。

ただ、それでもトレチノイン治療を続けていれば、その内肌質自体が変化していき、脂性肌が改善され、新規ニキビもできなくなってくるだろう。俺はそうだった。トレチノインで新規ニキビが発生するのは好転反応と捉え、気長に続けるのがベターだろう。

新規ニキビ防止のために重点的な保湿を

とは言え、新規ニキビができないに越したことはないし、できない人も中にはいる。そのケースの場合は何が違うのか?と考えたら、「どれだけ保湿できているか」が重要なのではないかという結論に至った。

俺がトレチノインを使っても新規ニキビが全く発生しなかった時は、事前にプロリンにより脂性肌を改善し、サラサラな肌状態にできていた。

しかし、不摂生によるものか少しだけ脂性肌が再発した時があり、ちょうどその時にトレチノインを使ったら、フェイスラインに新規ニキビがたくさんできてしまった。

富士フィルムの研究により、大人ニキビの発生は肌の油分量ではなく、顔全体の中で肌の水分量が部分的に減少する「部分乾燥状態」によるところが大きいことが分かっている。(下図)

部分的な乾燥

出典:FUJIFILM

トレチノインは部分乾燥を引き起こしやすい

トレチノインを塗れば、肌のバリア機能が一時的に弱くなり、「部分乾燥状態」を作りやすくなる。そして、元々ある皮脂が毛穴詰まりを起こしたり、インナードライ肌が加速することで、新規ニキビが発生するのではないだろうか?

トレチノインを塗った個所(とその周辺)を重点的に保湿すれば、部分乾燥状態は緩和され、皮脂の分泌も緩やかになり、新規ニキビの発生は防ぎやすくなると考えている。

俺の最初のトレチノイン治療時は、プロリンの作用により顔全体を内部から保湿した事が幸いし、部分乾燥状態が作られなかったから新規ニキビが発生しなかったのだろう。

是非、トレチノイン治療を始めるのであれば肌の部分乾燥状態に注意し、十分な保湿(化粧水やプロリン、食事改善)を心がけてみてくれ。

ニキビに有効なお手軽な食事改善

Rさんは一人暮らしを始め、ちゃんとした食事を作れなくなったことが便秘に繋がっていることに悩んでいたが、その点にも言及する。

便秘は、脳・皮膚と繋がり合っている腸のトラブルだ。だからこそ、便秘を放置しておくことはニキビやメンタルを悪化させる事に繋がる為、すぐにでも改善すべきだ。

食品添加物を摂らないようにすることで、腸内環境に配慮しているのは素晴らしいが、それを意識するのであれば追加で食物繊維の摂取も意識してみてほしい。

腸内環境を整えるための食物繊維

便秘は腸内環境を整えれば改善する。そして、腸内環境と整えるためには、「腸内細菌」と「食物繊維」を多く摂る事が重要だ。その中でも食物繊維に関しては、日本人は年々摂取量が低下傾向にあり、それが自殺率の増加にも繋がっていると考えられているほど、腸とメンタルの関係は深い。

Rさんは忙しくてちゃんとした食事を作れないから便秘になってしまっているが、何も拘って食事を作らなくても、簡単に健康的な食事をつくる事は可能だ。その最たる例が、超食物繊維が豊富な「寒天」だ。

寒天は食物繊維量が100g中75gと、かなりの含有量。しかも水に溶かせばゼリーとして保存しておいて手軽に食べられる。時間のある時に寒天ゼリーを作っておけば、ご飯の時に少し食べれば、それだけで食物繊維を多少摂ることができ、腸内環境改善に繋がっていく。

>>ニキビ治療のお供に「寒天」が適している理由

腸内細菌を増やす納豆も手軽で健康的

また、腸内細菌を増やす発酵食品の「納豆」も、3つ入り100円程度で売っていて安価で手軽に食べられる健康食品の1つだ。寒天と納豆を日々の食事に取り入れるだけなら、労力はほぼゼロに等しい。

発酵食品・納豆

3分で作れるサラダも、肌に良い

更に、食物繊維・抗酸化物質・その他もろもろの栄養を補うための「多色サラダ」も、ただ切って皿に入れるだけだから手軽だ。俺も毎日このサラダを食べている。

  • キャベツ(青)
  • 水菜(青)
  • パプリカ(赤・黄)
  • オクラ(青)
  • かいわれ(青)
  • ブロッコリー(青)
  • きのこ(白)
  • トマト(赤)

これ等の野菜の中から色合いがキレイになるように数種類選び、サラダとして盛り付ければいい。それだけで食物繊維・抗酸化物質・栄養を一度に摂れるサラダの完成だ。

また、ドレッシングには「えごま油」と「ゴマ」「お酢」を混ぜた「えごまドレッシング」をかければ、不足しがちなオメガ3も摂れて、皮脂サラサラ・免疫力正常化を促進できる。

抗生物質のデメリット

抗生物質は、よく皮膚科で処方されがちな薬だが、個人的にはあまり推奨したくない。なぜなら、ニキビはわざわざ抗生物質を使うほどの病気とは思えないからだ。というより、ニキビ自体は病気ではなく、体内の病気を知らせるSOSサインだと俺は考えている。

だからこそ、抗生物質で一時的に免疫力を上げたとしても、それは本質的な改善にはなり得ない。むしろ、抗生物質を使うことで腸内細菌が死滅し、より腸内環境が悪化してしまい、ニキビ・メンタルを悪化させる要因にすらなるだろう。しかも、抗生物質の使用をやめれば、抗生物質頼りだった免疫力は怠けて働けなくなり、他の多くの病気を引き起こす原因にもなりかねない。

>>ニキビに抗生物質を使うべきではないだろう

緊急を要するほどの症状に使うのならまだしも、現在の皮膚科は抗生物質を不用意に処方しすぎている気がする。画一的な診療をする医師には注意を払い、自分で「その治療は正しいのか?」という疑問を常に持つ事が大事だと思う。自分のニキビを治せるのは自分だけなのだから。

メンタル面からのニキビ治療も重要

また、Rさんは、「毎日肌のきれいな人を見るたびに憂鬱な気持ちになります。何をするときもニキビのことが気になってしまいます。」と述べている。これに関しては、自分でも良くない事は分かっているかもしれないが、俺からもアドバイスをしておきたい。

まず、Rさんの肌は割とキレイだ。まったくもってそんなに憂鬱になったり、気にするほどの物ではないと俺は思う。勿論、Rさんはとても気にしているかもしれないが、だからこそ自分の肌の状態に過剰に反応してしまっている様に思う。例えるなら、自ら「肌がより汚く見えるメガネ」をかけてしまっている様なものだ。

つまり、自分は肌が汚いんだ・・・という思い込みにより、実際以上に汚く見えてしまい、それでまた憂鬱になり・・・という負の連鎖に陥ってしまっているように思う。

自分の思い込みで肌を汚くするべきではない

俺もニキビに悩んでいた頃は、自分が世界一肌が汚くて、他人はこんな俺を醜いと思っているから人には話しかけられないし、外にも出たくない!とネガティブに考えていた。しかし、いざ人と会って話してみれば、他人は自分が思っているほど肌の事は気にせずに普通に接してくれるし、遊びにも誘ってくれる。

全ては俺の思い込みだったと気付いてから肌を見てみたら、「自分の肌はそこまで酷くはないんじゃないか?」と思えるようになった。面白い事に、その後に自己肯定感が高まれば高まるほどに、自分の肌はキレイに見えていった

つまり、徐々に「肌が汚く見えるメガネ」の度が弱くなり、本当の自分の肌が見えるようになってきたのだ。

肌が汚く見えるメガネを外そう

あなたも、わざわざ自分がネガティブになるだけメガネは外してしまわないか?そんなメガネを付けていた所で星の数ほどのデメリットはあっても、メリットなんてたった一つもありはしない

ネガティブになりストレスが出れば腸内環境は悪化し、神経伝達物質の生成が滞り抑鬱状態が亢進する、そうすれば更に腸内環境・血流の悪化によりニキビ肌は悪化していく。

本当にニキビを治したいのであれば、そんなメガネをかけている場合ではない。まずあなたがしなければいけないのは、そのメガネを外し、ポジティブな気持ちで治療をはじめていく事だ。

ポジティブシンキングの入門書

そんな事いってもそう簡単にポジティブにはなれないよ・・・という人にはお勧めの本がある。

一つ目は、「ザ・シークレット」。引き寄せの法則の本で、ポジティブシンキングをしたいのであれば絶対に読まないと損だ。読後は、とてもスッキリしてポジティブに生きよう!と思えるはずだ。

もう一つは、『「言葉」があなたの人生を決める』だ。一見、精神論の自己啓発本に見えるが、精神論どころか超ロジカルな科学的に解明された事実に基づいたものばかりの超貴重な一冊だ。この本を読んだ後は、いやでもポジティブシンキングをしたくなるだろう。

まとめ

トレチノイン治療をはじめれば少なからず肌に効果は出るだろう。しかし、ニキビの原因が体内にある場合は、その問題を解決しなければ本質的な解決にはならない為、同時進行で食生活改善を行うべきだ。

食生活改善に関しては、難しく考えずに腸を労わった食材・料理を食べるという事にフォーカスしておけば、とりあえずは問題ないだろう。

腸内環境やストレス、肌はお互いに影響し合っているという事を常に意識し、様々な視点からニキビを治療していく事がより近道になるのではないだろうか?

是非Rさんには、これ等のことを参考にしてほしい。何か質問があればまた気軽にメールしてくれ。

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コメント一覧

  1. 福里 より:

    初めまして。福里と申します。どうしてもシンイチさんにご確認したいことがありましてご連絡致しました。私も長年重症とまではいきませんが、常にニキビが複数個あり治っては新たに出来の繰り返しの難治性ニキビです。色々とサイトを巡っている内にシンイチさんのサイトを色々と参考にさせて頂いているのですが、この度シンイチさんがお勧めされているL-プロリンを試してみようと考えています。そこでシンイチさんのサイトに載っているL-プロリン容器はソースナチュラルのものですよね?ただ容器下のリンク先へ飛ぶとAmazonのナウフーズの商品に飛んでしまうので、シンイチさんのおすすめのL-プロリンはどちらの製品なのでしょうか?リジンとビダミンCを含んでいるのはソースナチュラルみたいなようですが、確認したくてご連絡してみました。大変お手数ですがご返信 ご助言頂けると幸いです。どうぞよろしくお願いします。

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