【症状の重さ別】茶色いニキビ跡を治すのに有効な薬

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クソみたいな美白商品ではなく、本当に有効な美白薬を使え

ニキビを潰したり、ニキビが治ったと思ったら茶色いニキビ跡になっていたという人は多いだろう。俺もその一人だが、個人的に茶色いニキビ跡は、赤いニキビ跡よりも改善させやすいと考えている。

だが、それは「ちゃんとした薬を使えば」という話で、以下に挙げるような美白化粧水を使っているようじゃ、あなたの茶色いニキビ跡はいつまで経っても改善せず、憂鬱なコンプレックスを引きずる事になりかねない。

  • ドラッグストアに売っているような芸能人がCMしている美白化粧水
  • 俺の耳にすら入ってこない割りに「ネットで話題!」と謳われている美白化粧水
  • 専門家監修!美白に良い成分を50種類配合したこの夏一押しの美白化粧水

化粧品はあくまで化粧品レベルだ。茶色いニキビ跡を真っ白な肌にしたいのなら、化粧品ではなく医薬品レベルの製品を使うのが正しい。

俺個人として、茶色いニキビ跡を治すのに有効だと考えている医薬品がいくつかある。それを茶色いニキビ跡の症状の重さから考え、段階的に分けて選んだ。

軽度の茶色ニキビ跡に強い美白薬を使うのはいいが、その分副作用も出やすくなり、肌が綺麗になる可能性は低くくなる。なら、効果も副作用も軽度の人に見合ったレベルの薬を選ぶ方がいいと思わないか?そうすれば副作用のリスクが低く、安全に美白治療を行える。

逆に、重度の茶色ニキビ跡に弱い薬を使っても、副作用こそ出ないが効果も出なくなる。そうなれば医薬品を使っている意味がない。重度のものを治すなら、より強い効果(と副作用)のある物を使わなければならない。

軽度の茶色ニキビ跡に適した薬

茶色のニキビ跡
出典:MiniSilk FT Pulsed Light(左)、トリア・スキン エイジングケアレーザーの口コミ・効果(右)

ハイドロキノン

美白に有効と言われているビタミンC、アルブチンの10倍以上のシミ予防・抑制効果を持つと言われていて、普通の化粧品よりも何十倍も茶色ニキビ跡に有効だと思われる。俺もトレチノインによる炎症後色素沈着を予防するのに毎度お世話になっている。

ハイドロキノンのチロシナーゼ活性に関するデータ

出典:ハイドロキノンの有効性
恐らく、長期間使い続けることで重度の茶色ニキビ跡にも効果が現れるだろう。しかし、原則使用期間が3ヶ月となっているのと、接触性皮膚炎(肌に合わないと出る赤み)の可能性もある為、重度の茶色ニキビ跡を短期間で治すのはハイドロキノン単体では荷が重いかもしれないと思い、軽度用にした。

とは言え、最高レベルの美白薬である事には違いなく、トレチノインによる炎症性色素沈着の予防の他、肝斑のような広い範囲のシミまで改善するポテンシャルがある。

ハイドロキノンの症例
出典:MONICAS BEAUTY

ハイドロキノンの使い方は、洗顔した後にハイドロキノンを患部(茶色いニキビ跡)に塗るだけだ。そして大事なのがその後だが、15分程経つとハイドロキノンが乾くから、上から日焼け止めを塗って日光からハイドロキノンをガードする。そして3~4時間に1回日焼け止めを塗りなおし、ガード効果をキープする。ハイドロキノンを塗る日は日焼け止めも必ず塗ろう。

ルミキシル

今紹介したハイドロキノンよりも浸透率が高く、約10倍のシミ予防・抑制効果があると言われている「ルミキシル」という製品もある。

ルミキシルのシミへのデータ
出典:Journal of Investigative Dermatology(J.Invest Dermatol.2009年3月14日

このルミキシルの特徴は、ハイドロキノンよりシミ予防・抑制効果が高いだけではなく、刺激も弱く、ハイドロキノンより安全に使えると言われている。しかも日光による毒化せず、酸化もしにくい為日持ちするという完全にハイドロキノンの上位互換になっている。

ルミキシルのシミへのデータ2
出典:Lumixyl Clinical Publications

ただ、ルミキシルも日光を浴びると効果が激減するため日焼け止めは必須なようだ。また、ルミキシルの前に化粧水、美容液などをつけてしまうと浸透しにくくなり美白効果が落ちる。

そんなデメリットこそあるが、長期間使える、夏も使いやすい、安心して使えるというのは魅力的だし、ハイドロキノンより気軽に使えるからゴチャゴチャ難しい事を考えなくて済む。

ルミキシルで茶色いニキビ跡をとった症例
出典:Case Study1|Lumixyl Trading
ルミキシルで茶色ニキビ跡を治した症例2
出典:Lovely Skin

ルミキシルの使い方もシンプルで、まず最初にルミキシルを塗り、その後にいつも通りのスキンケアをすればいい。最初にスキンケアをしてしまうと、後に塗るルミキシルが浸透しにくくなるから注意だ。そして、外出する時は、ハイドロキノン同様に日焼け止めを塗ると、ルミキシルのパワーが低下せずに済むと言われている。

ハイドロキノンにしろ、ルミキシルにしろ、長期的に使えば少なからず茶色いニキビ跡は改善できるだろう。ただ、正しい使い方をしない事には何かしらの副作用が発生し、逆に肌が汚くなる可能性も出てきてしまうから注意すべきだ。

重度の茶色ニキビ跡にも有効な薬

茶色いニキビ跡の症例
出典:OBAGI-NU DERM SYSTEM(左)、BEST OF BOTH WORLDS AZ.com(右)

ハイドロキノン+トレチノイン

ハイドロキノンは効果的な薬だが、浸透力が弱く、茶色ニキビ跡の発生源まで中々届きにくい。だが、その弱点をクリアする為にトレチノインとの併用が用いられている。

トレチノインはターンオーバーを劇的に促進するクリームで、トレチノインにより上の方に押しあがってきたシミを、ハイドロキノンが漂白するというメカニズムになっていてて、これによりハイドロキノンの効率は格段に上がる。

ターンオーバーのメカニズム
出典:美肌スキンケアで素肌改善!

つまり、ハイドロキノン単体では治すのに時間がかかりそうな重度の茶色ニキビ跡でも、トレチノインと併用することで治療期間を大幅に短縮できるという事だ。それだけではなく、トレチノインにより新しい肌が作られ、今あるニキビ、脂性肌、乾燥肌、など肌トラブル全般の改善にもなる。

ハイドロキノンより効果の高いルミキシルとトレチノインを併用すればもっと早く治りそう!と俺も考えた。だが、トレチノイン、ルミキシル両方共、最初に塗らなければ効果が弱まってしまう性質になっている為、この2つの組み合わせだと効果が最大化できない様だ。その為、トレチノインと併用するならハイドロキノンが最適になるらしい。

トレチノインとハイドロキノンの併用による茶色ニキビ跡の改善症例

トレチノインとハイドロキノンによる茶色ニキビ跡の改善症例
出典:BEST OF BOTH WORLDS AZ.com

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出典:OBAGI-NU DERM SYSTEM

トレチノイン+ハイドロキノンは、茶色ニキビ跡に対しても高い効果を発揮するが、対象が重症ニキビであろうと改善するポテンシャルがある。茶色ニキビ跡よりは重症ニキビの方が治すのが難しいと思われる、つまり、重症ニキビを治せるのなら茶色ニキビ跡も治せると考えていいだろう。

トレチノインが加わる分効果は高くなるが、その分使い方も少し面倒になる為、トレチノインとハイドロキノンを併用する場合は大失敗を経験した俺に学ぶ正しいトレチノイン・ハイドロキノンの使い方を参考にしてみてほしい。

自分の茶色ニキビ跡に有効な薬を選ぼう

自分の茶色ニキビ跡がどのくらいの症状の重さなのか、それを見極めて適切な治療薬を選ぶようにしよう。個人的なイメージだが、以下にランキングにしてみたから参考にしてほしい。

効果

1位:トレチノイン・ハイドロキノンの併用

2位:ルミキシル

3位:ハイドロキノン

安全性

1位:ルミキシル

2位:ハイドロキノン

3位:トレチノイン・ハイドロキノンの併用

ハイドロキノン、ルミキシル、トレチノイン、どれも一長一短あるが、一番効果と安全性のバランスがとれているのはルミキシルかもしれない。特に夏の季節にやるなら圧倒的にルミキシルが良いだろう。

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