ニキビに悩む人でも、甘い物を食べるのを我慢することはない

甘い物(白砂糖)とニキビの関係

甘い物を食べた次の日にできるニキビに脅え「なるべくニキビができないように甘い物は避けてる!」「お菓子なんてもってのほか!」と、心を押し殺して甘い物を徹底的に避けているアナタの「意志の強さ」は素直にリスペクトする。

しかし、そんな零れるギリギリまで水を入れたグラスの様に、張り詰めたメンタルを維持することは精神衛生上良くない。それは腸ー脳ー皮膚相関という研究からも分かっていることだ。

「そんな事いっても、経験上甘い物食べたらニキビができるんだよ!」という言い分もよく分かる。

そこで今回、甘い物を食べてニキビができるちゃんとした理由を知り、そこからその「抜け穴」となるところ・・・つまり「甘い物を食べてもニキビができない方法」を考察していこうと思う。

結論:白砂糖を断て

これからゴチャゴチャと甘い物がニキビを引き起こす理由を述べていき、甘い物を食べてもニキビができない方法に帰結させていく。だが、まずは結論から述べておこう。

とりあえず、白砂糖を断つことでニキビができにくくなる可能性は高い。

白砂糖が入っていなかったら甘くないじゃん!と思うかもしれないが、現代人のその感覚が異常だという事をまずお伝えしたい。甘さに特化した白砂糖を日常的に摂れるようになった結果、甘さの耐性が強くなり、少ない甘さじゃ足りなくなってしまっているだけなのだ。まずはその感覚から抜け出したい。

清涼飲料水に含まれる白砂糖の異常な量

清涼飲料水の砂糖とニキビの関係

清涼飲料水オランジーナには、12個の角砂糖、1つ3gだとしたら36gの白砂糖が含まれている事になる。

成人男性の1日の砂糖摂取量は50gと言われている為、オランジーナ500mlで1日の半分以上の砂糖を摂れてしまう。

ニキビに悩み熱心に甘い物を断っている人はオランジーナなんて飲まないかもしれないが、現代にはこのように過剰な白砂糖が日常にあふれており、そのせいで甘さに対して耐性ができ、軽い甘みじゃ満足できなくなっている。それが問題だ。

白砂糖がなくても甘い物は甘い

白砂糖には、後述するニキビへのデメリットがたくさんある。だからこそ白砂糖が含まれていない甘い物を食べることで、甘みがほしい欲求を満たしながらもニキビ予防になる。

白砂糖がなくても甘い物の例として、果物や甘酒、自家製のお菓子などがある。これらは白砂糖が含まれていないのに圧倒的に自然な甘さがあり、白砂糖よりも100倍健康的だ。

これからは是非、何かを買う時はパッケージの裏の原材料を見て「砂糖」と書いていないものを選ぶようにしてみてくれ。

それだけで精神的な抑圧からも解放され、脳ー皮膚相関によるニキビ発生も抑えられるかもしれない。

甘い物は血糖値を急上昇させ、皮脂分泌に繋がる

甘い物がなぜニキビに繋がるのかという点に言及していこう。

まず、お菓子やアイスなどの甘い物の何がニキビの原因になるかと言えば、一番インパクトのあるやつは「血糖値の急上昇」だろう。甘い物を摂ることで血糖値が急上昇し、皮脂が分泌されやすくなる。それがニキビに繋がる。

甘い物で皮脂分泌が促進される図

お菓子などの甘い物のほとんどに含まれる白砂糖は、急激に血糖値を上昇させ、皮脂の分泌を増やす。

だが、白砂糖が含まれていない自然な甘さの果物は、緩やかに血糖値を上げるため皮脂分泌が少なくなる。

つまりニキビができないように甘い物を摂るためには、急激な血糖値の上昇を避ける=白砂糖を避けることが重要になる。

また、砂糖以外にも血糖値を急激に上げやすいものもある。どんな食品が血糖値を上げやすいか、上げにくいかというのを数値にした「GI値」というスコアを利用し、皮脂分泌しにくい甘い物を摂るように意識してみてくれ。

グリセミック指数

GI値の低いブドウ、オレンジ、梨、リンゴ、柿などのフルーツを砂糖の代わりに摂るように意識すれば、血糖値の急上昇を防ぎ、皮脂分泌ひいてはニキビの予防になる。今までそれを知らずに砂糖をバンバンとっていた人なら尚更だろう。

最初に言ったような鋼の精神を持ちストイックに甘い物を断っている人とは反対に、「甘い物どうしてもやめられない!ニキビできるけどつい食べちゃう!」という人は、甘い物自体を断つのではなく、GI値が高いもの(白砂糖など)を断ち、GI値の低い甘い物を摂るようにしてみてはどうだろうか?

ヨーグルトにフルーツを入れたり、牛乳とバターで生クリームを作り、それをフルーツと一緒に食べるのも十分美味しい。また、卵を使ってプリンを作るのもいいだろう。(とはいえ、乳製品はあまりお勧めしない。基本はフルーツが良いだろう)

ポイントは「手作り」だという事。市販のものは甘さを出すためによく考えれば異常なほどの白砂糖、人工甘味料、食品添加物をぶち込んでいる。それでは血糖値、腸内環境に悪影響を及ぼす。だから、ニキビを治すために、時間・手間を使ってみてくれ。

糖化が皮脂分泌、乾燥、ニキビを引き起こす

糖質(砂糖、炭水化物など)が、タンパク質と結びつくことを「糖化」と言う。糖化すると、人体、ニキビにはダメージになることだけ覚えておいてくれ。

例えば、肌の水分量を保ち、免疫を高めるコラーゲンというタンパク質。これも、砂糖と結びついて糖化し、老廃物となってしまう。

糖化とニキビ

そうなれば、肌の水分量を保てずに乾燥肌になり、乾燥肌を刺激から守るために皮脂が分泌されインナードライ肌になり、ニキビは劇的に悪化しはじめるだろう。

>>『俺がインナードライ肌を改善させた方法

しかも、このインナードライ肌の原因が砂糖だとは思ってもいないから、てんで的外れな化粧水、美容液などのケアで時間とお金を無駄にするだけで、ニキビはどんどん悪化していくという負の未来に進みかねない。

この場合は、肌のコラーゲン量を増やす、または白砂糖を断ち、糖化を防ぐことが本質的なニキビ治療となる。(上記のURLでは、肌のコラーゲン量を劇的に増やす方法を紹介している。)

白砂糖は消化されにくく糖化しやすい

白砂糖や人工甘味料は、他の糖質とは違い消化されにくい性質がある。

その為、長い間腸内に留まる事になり、タンパク質と結びつくチャンスが増えてしまう。つまり、白砂糖は糖化を促進してしまう。

そういう意味でも、ニキビに悩んでいるが甘い物を食べたい!という時は、白砂糖ではないものを選ぶ必要がある。

甘い物は腸内環境を劣悪にし、ニキビを激増させる

ニキビと食事は関係ないって人に食事の最強さを再認識させる』でも述べたが、お菓子などの甘い物は腸内環境を悪化させ、ニキビを引き起こす可能性を確実に高める。

腸内環境は、体の健康を保つ上で超がつくほど重要な役割を果たしている為、その腸内環境が荒れると、免疫力が弱まり、ニキビだけでなく様々なトラブルを抱えることになる。そしてそのトラブルが間接的にニキビを悪化させることにも繋がる。

最初に、腸ー脳ー皮膚相関という言葉を出したが、これはつまり「腸と脳、皮膚は繋がっていて、お互いに影響している」という事で、研究により明確になっている。

つまり、腸内環境が荒れれば、脳機能、メンタル面にも悪影響を及ぼし、やがてはニキビ、シミなどとして肌にも悪影響を及ぼしてしまうという事だ。

だからこそ、腸内環境を整えることはとても大事で、現代の食生活による腸内環境の悪化は、ニキビを治す上で見過ごせるものではない。

しかし、甘い物すべてが腸内環境に悪いというより、お菓子などの甘い物に含まれる成分・原材料などが悪いと考えている。

甘い物に含まれる白砂糖の問題

上でもさんざん白砂糖のニキビへのデメリットについて説いたが、腸内環境という観点からもデメリットはある。

  • ミネラル・ビタミンが欠如する
  • 皮脂分泌のコントロールができなくなる
  • 糖化による乾燥・脂性肌のリスク
  • 悪玉菌のエサとなり腸内環境悪化

白砂糖は精製され続け、ミネラルやビタミンなどの栄養が削ぎ落とされている。つまりかなり人工的な食品と言える。

栄養が欠如している白砂糖は、消化・吸収するのにミネラル、ビタミンなどを必要とする為、わざわざ体内にミネラル・ビタミンを吸収してしまう。つまり、白砂糖を摂れば摂るほどミネラル・ビタミンは欠如していってしまうのだ。

ビタミンB群が欠如すれば、皮脂のコントロールもしにくくなり、皮脂の分泌量が増えてしまう。さらに、消化されにくい白砂糖が腸内に留まることで糖化のリスクが増えたり、悪玉菌のエサになり腸内環境を悪化させるデメリットも白砂糖にはある。

市販されている甘い物には、必然的に白砂糖や人工甘味料がたくさん含まれている為、市販の甘い物を日常的に摂っている場合は常にこれらのリスクに晒されていると考えたほうがいい。

健康的な人がたまに摂るくらいなら問題はないだろうが、ニキビに悩んでいる人が一刻も早く改善したいのであれば、白砂糖を含む甘い物を摂らないように意識するべきだと思う。

甘い物には食品添加物もたくさん

甘いお菓子やアイスクリーム、菓子パンなどもたくさんの食品添加物を用いている。市販のものは特にだ。

ポッキーの食品添加物
出典:http://memorva.jp/life/food/glico_pockey_chocolate.php

食品添加物が入っているのは甘い物に限った話ではないが、特にお菓子などには大量の白砂糖、人工甘味料、食品添加物がたくさん入っている。

食品添加物は、腸内環境を良くする腸内細菌を死滅させるリスクが確認されており、腸内環境を良くするためには避けるべきだ。そういう意味でも、それ等の食品添加物が多く含まれているお菓子などは摂らないようにするべきだろう。

>>『本気で腸内環境を整えたらニキビ跡と赤みがキレイになった

甘い物を断つのではなく、白砂糖と断ってみてはどうだろう?

これまで述べたように、ニキビの原因と言われるのは『甘い物』ではなく、厳密には『白砂糖』の可能性が高い。

勿論、白砂糖の入っていない果物などの甘い物でも、摂りすぎればニキビの原因になる事は考えられるが、白砂糖よりもそのリスクは圧倒的に少ないハズだ。

今まで挙げた『白砂糖のニキビへのリスク』をまとめてみる。

  • 急激な血糖値上昇で皮脂分泌を促進する
  • 糖化により肌が乾燥・脂性になりやすくなる
  • 消化されず腸内に留まり糖化のリスクを増やす
  • 腸内環境を悪化させる悪玉菌のエサになる
  • ミネラル・ビタミン不足を引き起こす
  • ビタミンB群の欠如により皮脂分泌が過剰になる

ここまでニキビにとってデメリットのある白砂糖をわざわざ使う必要があるだろうか?

今までは、甘い物=砂糖という風に意識していたから、甘い物自体を摂ることを避けていたかもしれないが、『甘い物』と『砂糖』は別物だ。『甘い物』であっても砂糖が含まれていないものはたくさんある。

最初にも言ったが、「ニキビを治すために甘い物を断たなきゃ・・・」と常にストレスを感じているのは腸ー脳ー皮膚相関という観点から、ニキビに良いとは言えない。そんなストレスまみれの状態では逆にニキビを悪化させてしまうかもしれない。

だから、次からは甘い物がほしくなったときにお菓子などの白砂糖を含むものを摂るのではなく、『果物』『甘酒』『自家製お菓子』などの白砂糖が使われていない自然な甘い物を摂り、ストレスを感じずに楽しんでニキビ予防を行っていくといいだろう。

P.S

甘酒は自然な甘さで白砂糖こそ使われていないが、白米みたいなものだからGI値が高い。そこに注意して、飲むのは食後にするなど、血糖値を急上昇させない工夫をしてくれ。

 

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コメント一覧

  1. いとう より:

    北海道産シーベリーのフレッシュな果実をスムージーにして飲んでいます。シーベリーは3種ビタミンA,C,Eを多く含む果実ヒッポファエオイルと言うアトピーに良いオイルも含まれています。
    シーベリーでアトピーが善くなっています。すごい果実が北海道にありますよ。

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