お菓子の過食が、糖尿病→ニキビと悪化させている可能性

糖尿病とニキビの関係

ニキビを治す上で、スキンケアだけではなく体の健康を整える事は重要だと考えている。ニキビは体の不調のSOSサインであり、それを無視してスキンケアだけで治す事は、本当の治療にはならず、再発しかねないからだ。

そんなニキビと健康に関する面白い記事を発見したので、引用させていただく。

治りにくいニキビの場合、肝臓ではなく膵臓に関連する「インスリン」に対して抵抗性のある人は大人になってからニキビなりやすいのでは?と「Insulin Resistance and Metabolic Syndrome in Young Men With Acne.」(JAMA Dermatol. 2015 Dec 23:1-5.)では指摘しています。この研究は男性のニキビがひょっとしたら糖尿病やメタボリックシンドロームと関連しているのではないか、と考えて、20歳以上でニキビを主訴として皮膚科を受診した男性100名を対象に行われています。
その結果

◎ニキビのある人はインスリン抵抗性が高くなっていた

という結果になりました。血糖値が上昇するとインスリンが膵臓より分泌されて、血糖値を下げます。しかし、糖尿病の人の場合、インスリンが分泌されても血糖値が下がらないで、高血糖状態が継続することによって糖尿病と診断されます。インスリンがいくら分泌されても血糖値が下がりにくい場合、「インスリン抵抗性が上昇している」と表現されます。つまり、成人でニキビができやすい人は糖尿病予備軍である、とこの研究者たちは考えています。

出典:なかなか「治らないニキビ」、原因は糖尿病!!??|五本木クリニック|院長ブログ

痩せ型でも、お菓子の過食は糖尿病のリスク激増

糖尿病は痩せている人でも発症する。痩せている人でも、お菓子をドカ食いしたり、毎日甘い物やご飯、パンを食べまくっている人は、糖尿病になる可能性がある。

そして、ニキビに悩んでいるあなたは、ストレス解消のために頻繁にドカ食いしてしまっていないだろうか?気を紛らわすためにお菓子を食べてしまっていないだろうか?

そうだとすれば、もしかしたらあなたのニキビの原因は、糖尿病(インスリンのトラブル)が根底にあるかもしれない。

これをピンチだと捉えるかチャンスだと捉えるかはあなた次第だ。糖尿病は重度になれば、失明したり手足を切断したり、悲惨な結末が待っている。その糖尿病を予防でき、更にニキビをも改善できるチャンスを得られたと思えはしないだろうか?

糖尿病がニキビを引き起こす理由

糖尿病が、直接的に肌に何かをもたらすというよりは、糖尿病にかかる事で体全体にトラブルが発生し、そのSOSサインとしてニキビが出てくると考えるべきだと思う。2型糖尿病は食生活が悪いことが原因と考えられるが、食生活の乱れは、あなたもよく知る通り、肌を悪化させる原因にもなる。つまり、食生活が悪ければ、糖尿病という観点からも、栄養、腸内環境、などの観点からも、ダブル、トリプルでニキビを悪化させる可能性が高まってくる。

糖尿病がニキビを引き起こす時の、直接的な原因になりそうなものをいくつか挙げてみよう。

  • インスリン分泌過剰により皮脂も過剰に分泌され続ける
  • 血管が傷つき、栄養が正常に供給されず、ニキビが治癒しない
  • ホルモンバランスが乱れる

インスリンによる皮脂分泌過剰

お菓子を食べれば血液中の糖分の濃度「血糖値」が上がるが、先述したようにそれが高いままだと人体にダメージになる為、血糖値はインスリンにより下げられる。

しかし、インスリンが分泌される時(又は血糖値が上がる時?)、同時に皮脂も分泌されると言われている。これは俺にも経験があり、お菓子をドカ食いすると、鼻の頭が急にベタつきはじめるのを実感した。

お菓子をバクバクと食べていれば、それだけ血糖値は高まる為、血糖値を下げるために必然的にインスリンも大量に分泌される。そしてその時、同時に皮脂も大量に分泌されてしまうという訳だろう。皮脂はニキビのリスクを高めるから、ニキビを治すためには少なからずこのことを意識して食生活を送るべきだ。

血管が傷つく

体の老化は血管の老化と言うが、お菓子などを食べて血糖値が急激に上がったり下がったりすると、血管へのダメージになる。その結果、血管は狭まり、血液や栄養素が供給されづらくなり、それがニキビ肌の治癒を遅らせるかもしれない。

また、足の先に血液がいかずに冷えるという経験があると思うが、それも血管のダメージが原因の恐れもある。体が冷えればその分免疫力も下がり、血流も滞り、ニキビを治す上でなんの得にもなりはしない。

ホルモンバランスの乱れ

また、インスリンが分泌される時、他のホルモンも同時に分泌されるときいた事がある。ソースは忘れてしまったが、それが正しいとすると、インスリン分泌が増えるごとに男性ホルモンや女性ホルモン等の他のホルモンも分泌され、結果的にホルモンバランスが乱れてしまうのではないだろうか。

また、お菓子を食べるのであれば砂糖が多分含まれているが、砂糖が自律神経を乱し、それがホルモンバランスを乱れさせる原因になる可能性もある。

ニキビも感染症だとすると・・・

また、五本木クリニックの院長ブログでは、以下の様にも述べている。

糖尿病の場合、感染症にかかりやすく治りにくい、ことが知られています。その原因として白血球中の好中球の貪食作用が落ちることがあげられます。手術の後も持病として糖尿病があると、通常以上に感染症に注意を払います。また、糖尿病の患者さんの場合、傷自体が治りにくいことも知られています。となると、ニキビも皮膚の感染症の一つと考えると

・ニキビができやすい、ニキビが治りにくい人は糖尿病の可能性がある

というよりは

・糖尿病の人はニキビになりやすい、ニキビが治りにくい

という考え方の方が原因と結果としてはわかりやすいのではないでしょうか?

GI値の低い食品でニキビと糖尿病を予防する

糖尿病を引き起こすのは、GI値の高い食べ物、つまり血糖値を急激に高めやすい食べ物が原因の1つにある。低GIの食品を食べれいれば、血糖値は緩やかに上がる為、インスリンも過剰に出ず、糖尿病、延いてはニキビもできにくくなるだろう。

高GIの食べ物といえば、米、ぱん、小麦などの炭水化物や砂糖が挙げられる。これ等をなるべくとらないように心がける事で、血糖値の急激な上昇を防ぐ事ができる。以下のGI値のリストを参考にしてくれ。

GI値

※チョコレートが低に入っているかもしれないが、砂糖入りであれば当然血糖値は急激に上がる。

【関連記事】俺が実践している「皮脂を減らす食事法」を5分で教える

まとめ

もし、あなたがニキビのストレスで、駄目だと分かっていながらもお菓子をドカ食いしているようであれば、糖尿病の可能性も考えられる。そして、その糖尿病の原因を解消すれば、ニキビも改善するかもしれない。

糖尿病を改善するには、GI値や糖質の低い食材で健康的な食生活を送っていく事が重要だ。そんな生活を続け、栄養バランスが整えば、例え糖尿病でなくてもニキビ改善に良い影響がもたらされるだろう。

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コメント一覧

  1. ニキビ男 より:

    ものすごく共感するし、仮説は正しいとも思います。わたしが出した結論は1日3食食べるのはこういう体質に生まれたからには不可能。夜のみの一回、飲み物も水のみ。炭水化物、お菓子厳禁。腹6分目。とにかく食べることで体の中で異常を起こし炎症として現れる。GI値にもう少し気を使ってみようと思いました。

    • シンイチ@重症ニキビの治し方専門ブログ【レビュー・考察・分析】 より:

      >>ニキビ男さん

      それだけ気を使った生活を続ければ、さぞ快調になるんだろうな~と思いつつ、中々実践できない事も少なくないです。
      基本的にはニキビ男さんと同様に、水のみ、小食、炭水化物、お菓子禁止を徹底していますが、たまに破ってしまいます。

      GI値が低くても糖質が多い食品も多いので、そこらへんも気を付けていきたいですね。
      とはいえ極端になりすぎると活力が減り、人生の幸福度も下がってしまい本末転倒なので、ほどほどに緩くしても罰は当たらないと思います。

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