洗顔し始めたらニキビが増えた人の「決定的な失敗」とは?

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洗顔でニキビが増えるのは「思い込み」のせいだ

今まで洗顔なんて気にしていなかった人が、ちょっとニキビができた時に洗顔をはじめ、何故かそれからニキビが増えた・・・という事態に陥ることがある。俺もその手のタイプで、洗顔を始める前はとてもキレイな肌だったと思う。

それなのになぜ、肌を綺麗にすると言われている洗顔で、逆にニキビが増えてしまったのか?俺が思うにそれは、「洗顔が肌を綺麗にする」という思い込みを信じきってしまっているからだ。

「ニキビができた→洗顔剤を使おう」は間違い

「ニキビ酷いな、ちゃんと顔洗ってる?」というよくあるフレーズを例にしてみよう。このフレーズは、ニキビ=顔洗ってない、顔洗ってない=汚れが落ちていない、という前提での発言だ。つまり、「汚れを落とすために洗顔剤で顔を洗わなければいけない」と思い込んでいる

だがそれは、洗顔剤を使用してもらうために、企業がCMにより擦り込んだニセの知識だ。俺に言わせれば、わざわざ洗顔剤を使わなくても顔の汚れは落ちる、むしろ洗顔剤を使うと皮脂は落ちすぎて肌へのダメージに繋がるとすら思える。

我々消費者は、日々見ているCMにより無意識に「ニキビ=洗顔」というイメージを植え付けられてしまっている。だからこそ前述のようなフレーズを言う人がいるし、ニキビができたら真っ先に洗顔剤を使い始めるのだ。

洗顔剤が肌を怠け者にする

だが実際は、洗顔が肌を綺麗にするなんていうのは思い込みだ。なぜなら、余計なスキンケアをすることで、本来肌が行うべき仕事を代わりに行い、肌本来の免疫力が弱まることがまず理由として挙げられる。これを懸念している人は、肌断食などを行い、洗顔剤に頼り切りにならないような、真のスキンケアを行っている。

過剰なピーリングで肌のバリアが破壊

そしてこれが本題だが、洗顔剤には多かれ少なかれピーリング作用がある。適度なピーリング作用は、肌の角質を剥がし、ターンオーバーを促進するが、過度にピーリングすれば肌のバリアが破壊され刺激に弱くなるだけではなく、セラミド因子が放出される等、肌の水分量の低下を招き、乾燥肌を引き起こす事に繋がる。

そして、乾燥肌はニキビを増やす決定的な要因となる。つまり、洗顔しすぎると肌のバリアが壊され、それにより乾燥肌がなり、乾燥肌がニキビを引き起こす・・・というメカニズムでニキビが増えてしまう。

FUJIFILMの研究により、大人ニキビの発生要因の1つが、肌水分量の部分的な減少によるものだと解明された。図を見ると分かるように、「ニキビ発生の多い人」に比べ、「ニキビ発生がない人」は、肌水分量が安定している事が分かる。

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出典:FUJIFILM

スクラブ洗顔や泡洗顔など、どんな洗顔剤にでもピーリング作用はほとんど入っている。というより、洗顔の目的がピーリングで、適度にピーリングすることで肌の角質を取り除いて綺麗な肌にしようとしているワケだ。

だが、人為的に角質を取り除こうとすると、ゴシゴシする強さ・洗顔の頻度・洗顔剤の量などを一定にはできず、過度に角質を取り除いてしまう事がある。そうすると、肌のバリアはなくなり、途端にニキビが発生しやすい肌環境になってしまうのだ。

特に、「洗顔すればするだけ肌が綺麗になる」と思い込んでしまっている人の場合、今ある小さなニキビをすぐに治そうとして1日に5回・6回・7回も洗顔(ピーリング)をしてしまうかもしれない。そうすると、肌のバリアなんてすぐに破壊され、超乾燥肌になる。放っておけば勝手に治るニキビをわざわざ悪化させてしまうのだ。

過度に洗顔しても、ニキビは悪化するだけだ

まとめると、洗顔をすることでニキビが増えてしまう人の決定的な失敗とは、「過度な洗顔」だ。もっと言えば、洗顔剤を使った洗顔だとも言える。俺は一度失敗して以来、ずっと水洗顔を行っているが、それが原因でニキビが多発することはなかった。

【関連記事】やっぱり「水洗顔」が肌に一番だという結論に至った。

先述したが、俺がニキビに悩む原因になったのも過度な洗顔だ。その頃はニキビの知識も皆無で「洗顔すればするだけ肌が綺麗になる」と極端な事を考えていた。そして、ちょっとしたニキビに対してゴシゴシゴシゴシと何回も洗顔剤で洗顔していた。

泡タイプの洗顔剤で、ワンプッシュで手軽に使えたという事もあり、朝・帰宅後・風呂と3回に分けて、3回以上ピーリングしていた。当時はピーリングしているという認識はなく、ただ純粋に「洗顔剤を使えばニキビが治る」と、洗顔剤を魔法の様に思っていたのかもしれない

たかが泡でそこまでピーリングできるのか?と思うかもしれないが、泡で肌を研磨しているのではなく、泡に含まれる成分で肌の表面をわずかに溶かしているのだ。薬剤によるピーリング、それが洗顔剤の本質だ。だから、汚れが取り除かれた後も過度に洗顔剤を使っていると、肌は過剰にピーリングされ、肌のバリア機能(表皮)が完全に破壊される

肌のピーリング
出典:いけがみ皮膚科

俺のニキビも、少しずつ悪化していき、いつの間にか「ニキビやばい」という危機感を覚えるまでに酷くなってしまった。毎日の積み重ねが悪い意味で実を結んでしまったのだ。

しかも俺は当時、長風呂にハマっていて、それが肌水分量の減少に拍車をかけていたと思う。おかげで俺の肌はかなり重度の乾燥性脂性肌になり、朝起きたら新しいニキビができているというのは日常茶飯事だった。

これに懲りず新しい石鹸を買い、それを使い始めてから更にニキビが大量発生するなどの経験を経て、ようやく俺は洗顔剤の本質を理解するようになった。そして現在は、もう何年も水洗顔オンリーだ。

ニキビに悩むなら洗顔剤は使っているヒマはない

ここまで洗顔剤にかなり批判的な態度をとってきたが、何も洗顔剤が100%悪いという事ではない。洗顔剤を使っていてもニキビが増えない、洗顔剤でニキビが治ったという人もいるだろう。

要は、「どのように使うか」が大事だ。俺のように何度も何度も繰り返し洗顔し、肌を過剰にピーリングすれば、そりゃあニキビが増えるのも仕方ない。それは洗顔剤が悪いのではなく、俺に知識がなく、誤った使い方をしてしまったのが原因だ。

だが、洗顔剤がニキビに良いとも思わない。洗顔剤はニキビを治すための製品ではないし、過剰にピーリングして逆にニキビを増やす原因にもなりかねない。CMなどで無意識に洗顔剤の使用を擦り込まれているから「ニキビには洗顔剤」というイメージが定着しているが、そのイメージはハッキリ言ってニキビに悩む人には害悪でしかない。

【関連記事】意味ないからニキビに洗顔フォーム使うのはやめとけ。

ニキビケアの洗顔剤市場では、色々な洗顔剤が出てきており、どの会社も必死で洗顔剤をアピールしている。しかし、ニキビに悩む人が本当に必要なのは洗顔剤ではなく医薬品だ。それなのに、CMなどで洗顔剤・化粧品を猛烈にアピールするから、本当に必要な医薬品のことを考えられなくなり、化粧品・洗顔剤で治そうとしてしまう。

ニキビケアのCM

そうして洗顔剤に頼る人は、結局どの洗顔剤を使ってもニキビは全く治らないどころか、色々な洗顔剤を使ったことでピーリングされすぎてしまい、肌のバリア機能が弱まり、ニキビが更に増えるという悪循環さえあるだろう。

ニキビに悩むなら、洗顔剤・化粧品は一切やめて、自分のニキビの性質を考えたスキンケアをするべきだ。俺はその事に気付き、自分の肌質・ニキビの原因などを洗い出して、顔中に広がっていたニキビを9日で消し去ることができた

「洗顔しているのにニキビが増える」「いつまでもニキビが治らない」という悩みを持つ人は、一度自分のニキビの本当の原因についてよく考えてみるべきだ。洗顔しているのにニキビが増えるのなら、その洗顔剤はニキビの原因を解消する物ではなく、むしろ肌にダメージを与えているという事だ。その現実に向き合い、考えずにケアする無思考スキンケアを卒業しなければならない。

何度もいうが、あなたが今使っている洗顔剤は、あなたが魅力を感じて使っているわけではない。常日頃からテレビで流れているCMで、幼い頃から「ニキビには洗顔剤」「ニキビには化粧水」という擦り込みが行われているだけだ。だから、いざ自分がニキビになったら「ニキビ」というフレーズをきっかけに「洗顔剤使わなきゃ」と想起してしまう。

自分に必要なものではないのに無意識によりなんとなく使っているような洗顔剤では、洗顔してニキビが増えてしまうのも必然だろう。自分のニキビの原因ともマッチしていないし、ピーリングで肌のバリアを壊すリスクもある。

酷いニキビを治すためには、無意識からの縛りから解放され、自分にとって本当に必要なモノを使う必要がある。それが何なのかは人によるから一概には言い切れないが、俺にとっては短期間で「超がつくほどの脂性肌ニキビ」を改善したサプリだったり、ひどいニキビ・ニキビ跡を治したトレチノインの症例まとめで紹介しているトレチノインだった。

上記の2つは、俺が推奨するニキビケアだ。しかし、自分のニキビの原因にマッチしていないと意味がない。だから、上記の薬を使う前に、自分のニキビの原因を判明させておくのが良いだろう。(とはいえ、トレチノインは大体の原因を解消する手段になる)

自分のニキビの原因を判明させるためには、「俺が本当に正しいニキビ肌のスキンケア方法を教える」で紹介した手法を使ってみるといい。俺はこの手法を使い自分のニキビの原因を突き止め、解消法を編み出した。

今まで自分が行っていたスキンケアを急に辞めるのは勇気がいるかもしれない。だが、そのスキンケアを続けていてもニキビは増えるばかりで一向に治らないのは分かっているハズだ。

現実を受け入れて、本当に大切なスキンケアを初める勇気を持つこと、それもニキビを治すために重要な才能だと思う。

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