トレチノイン治療中、室内でも日焼け止めは必要か?

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トレチノイン治療中に、家の中で日焼け止めを使うべきか?

多くの初心者が、「家の中でも日焼け止めはした方がいいのかな?」と思っていると思う。結論から言うと、家の中でも日焼け止めは使うべきだ、トレチノイン治療中なら尚更だ。

トレチノイン治療中は、ハイドロキノンを必ずつけている筈だ。ハイドロキノンは日光を浴びると毒化し、肌への刺激物に変わる可能性があり危険だから、なるべく家の中にいても日焼け止めで日光を防いでおくべきだとは思う。

すみません。
ハイドロキノン、トレイチノイン療法について質問なのですが、わたしはハイドロキノンを服や、ストッキングを履いてるからと、アトピー後の色素沈着のある、膝裏、おしり、肘裏に毎朝塗って、日焼け止めを塗りませんでした。それが2週間程続いた頃に、なんだか、塗ったところが茶色くなってる気がしてこまめに、日焼け止めを塗るようにしてるのですが、ハイドロキノンで失敗してしまった、皮膚はもう元には戻らないのですか?

【コメント元記事】トレチノイン・ハイドロキノンの副作用を侮る人は失敗する

こういうコメントも寄せられてきたように、ハイドロキノンを使った後に日焼け止めを使うというのは、地味だが重要な要素だ。トレチノイン治療を絶対に失敗したくないというのなら、家の中にいても日焼け止めをつけておく方がいいだろう。

上記のコメントのように、「塗ったところが茶色くなってる」という風に、ハイドロキノンが酸化又は毒化し、肌が刺激を受けることで色素沈着が発生するというケースも十分に考えられる。

俺が始めてトレチノイン治療を行った時も、日焼け止めを1回しか塗りなおさなかった為、ハイドロキノンを日光から完全にガードできておらず、シミ・色素沈着が発生してしまったという経験がある。幸いその色素沈着はほぼ完治したが、肌を綺麗にするつもりでトレチノイン治療をしたのに、自分の怠慢で逆に肌を汚くしてしまうのはとても勿体ない

このサイトを見ている他の人が俺と同じ失敗をしないように、日焼け止めを塗りなおす重要性などは力説しているつもりだ。せっかくトレチノイン・ハイドロキノンを使うのなら、1クール終わった後に綺麗な肌にしておきたいだろう?そうなる為には、室内でも日焼け止めを徹底するくらいマメな方が良い。

俺は室内では日焼け止めをつけていない事が多い

ここまで日焼け止めを室内で使う重要性を説いておいてなんだが、俺は家にいる時はほとんど日焼け止めはつけていない。その理由としては、カーテンを遮光カーテンにし、1日中室内への日光をカットしているというのが大きい。

俺はできるだけ日焼け止めは塗りたくない派の人間だ。外に出るときは日光をモロに受けるから流石に日焼け止めはつけるが、家の中にいる時くらいケミカルな日焼け止めはつけたくないと思っている。

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めなら、ある程度は肌に優しいし室内にいる時つけていてもいいのかもしれないが、元々肌に色々つけるのも好きではないし、紫外線吸収剤不使用でも完全にオーガニックという訳ではない、しかも白残りする可能性が高く、男の俺としては急な外出の際に不便になる。

だから、室内にいる時はなるべく日光を受けないようにしようと思い、遮光カーテンを使い昼間でも日光を通さない様な若干暗い部屋で過ごすことにしている。だから、俺が家にいる時は、トレチノイン・ハイドロキノンをつけていても日焼け止めはつけていない。それでも、先述のコメントの人のように肌が茶色くなったりはしていない為、「常時遮光カーテン法」はある程度有効なのだと思われる。

ただ、朝からずっと遮光カーテンをして日光を全く受けない生活をすると、ビタミンDが生成されなくなり、度を過ぎれば免疫力・代謝が低下する可能性もある。他にも日光を浴びることで分泌される「セロトニン」が少なくなり、抑鬱的な気分が続いてしまうというリスクもある。

だから、たまには日焼け止めをつけて日の光を浴びて生活している。日光はちょっと気になるが、やはり日光を浴びると気持ちよくリラックスできるし、精神的なストレスも緩和されるように思う。特にふいに「トレチノイン治療辛いな・・・」と思ってしまうような時なんかはセロトニン不足で抑鬱的になっており、そういう時に日光を浴びると気持ちがリセットされる。

ノンケミカルで付けたくなる日焼け止めはないのか?

俺の場合は、室内にいる時は常時日光を断っているという事もあり、トレチノイン治療中の精神状態が少し気になってしまう。だから、肌に優しくて安全というメリットはあるが、常時遮光カーテン法はあまりお勧めできない。少し我慢して日焼け止めをつけた方がいいのかもしれないと思ってる。

という事で、肌につけたい!と思えるようなオーガニックで肌に優しい日焼け止めはないのか?と思い調べてみると、このサイトでも何度か出てきている高円寺南クリニックのドクターズコスメに良い日焼け止めがあった。それが「フェルラ酸日焼け止め」だ。

フェルラ酸日焼け止めの効果

紫外線吸収剤の中で、唯一の天然成分である「フェルラ酸」を用いて、何とか日焼け止めが作れないかを試行錯誤してみました。フェルラ酸とは、米ぬかに含まれるポリフェノールです。フェルラ酸は、外用で抗酸化作用、活性酸素除去作用、メラニン生成抑制作用があり、内服では、認知症予防効果、がん抑制作用などがあることが知られています。当院では、フェルラ酸のもつ光保護作用と、美白作用に着目して、従来の紫外線吸収剤と紫外線錯乱材を一切使用しない、全く新しい日焼け止めを調剤しました。

出典:フェルラ酸日焼け止めについて|高円寺南クリニック

上図の「コントロール」は、日焼け止めなどを何もつけていないクリーンな状態の事を指す。フェルラ酸にビタミンC・Eを混ぜることで、紫外線防止効果がより強くなり、コントロールの状態に比べ細胞死滅数が93%低下している。

フェルラ酸日焼け止めの特徴として挙げられる物を、高円寺南クリニックの上述した記事から参考にすると、

  1. 紫外線吸収剤・紫外線散乱剤を使用しておらず肌に優しい
  2. それなのに白残りもせずにサラッとつけられる
  3. フェルラ酸の効能により保湿などその他のオーガニックな美肌効果もある
  4. SPF値が10と低い

となっている。SPF値こそ10と低く、トレチノイン治療中の外出時には使いにくいかもしれないが、紫外線吸収剤・散乱剤を使っていなくて本当の意味でノンケミカルで肌に優しいというメリットがとても大きい。また、SPFは低いが、家の中で使うのなら良いかもしれない。家の中で遮光の白レースカーテンだけをつけ、日光は入るが紫外線を受けにくくし、フェルラ酸日焼け止めを何度も塗りなおせば、室内での日焼け対策としては十分だと思う。

フェルラ酸日焼け止めは、トレチノイン治療中の室内日焼け止め用にかなり良いと思う。勿論、かなり頻繁に塗りなおせるのであれば外出時でも使用してもいいかもしれない。

このフェルラ酸日焼け止めをかなり欲しいのだが、ドクターズコスメという事で、高円寺南クリニックにて直接処方してもらうしかなく、通販などで購入できないのが痛い。近場にいる人なら気軽に購入できるかもしれないが、遠い人はこの超優秀な日焼け止めを使うことができないと思うと寂しくなる。

高円寺南クリニック以外ではフェルラ酸を使用した日焼け止めは販売されておらず、もしどうしても欲しいのなら自作するしかない。ネットで販売されている、フェルラ酸パウダー・ビタミンC誘導体液・ビタミンE液などの材料を購入し、それを混ぜ合わせて自作日焼け止めを作るのだ。

ネット上では、自作化粧水、自作日焼け止めは割と作られていて、レシピも掲載されていたりする。俺も一度作ってみようかと思ったが、自作の場合は濃度調整や保存が難しく、そこを失敗して肌への害になってしまうことを不安に思い踏み出せずにいる。もし、自作した経験がある人などがいたらアドバイスを貰えると嬉しい。

また、高円寺南クリニックに行きフェルラ酸日焼け止めを使用した人がいたら、感想がほしい。ついでにフェルラ酸日焼け止めも欲しい・・・。使っていないが、「俺が使った薬オブ・ザ・イヤー2016」の最有力候補になっている。(ちなみに2015はミルバソゲル

トレチノイン治療中の、室内での日焼け止めについてのまとめ

肌にケミカルな日焼け止めをつけるのは苦痛かもしれないが、日焼け止めをつけずにハイドロキノンを毒化させてしまう方が害があると思われるため、ケミカルな日焼け止めでも必要悪だと割り切って、室内でも日焼け止めはつけた方がいいと思う。

トレチノイン治療を絶対に成功させたい!と思っているのなら尚更室内でも日焼け止めをつけ、更に数時間に1回塗りなおすくらいマメにするといいだろう。

俺の様にどうしても室内で日焼け止めをつけたくないという人は、遮光カーテンを使い室内にいる間の日光を完全に遮断する方法がある。だが、この方法はケミカルな日焼け止めを使わずに済むが、日光を浴びられないことによるビタミンDの欠乏・セロトニンの不足・自律神経の失調などに陥るケースもある事をふまえ、1日の間数時間、又は週のうち数日は日光をちゃんとあびる機会を作るべきだと思う。

俺は普段外出するからか、上述したようなデメリットはほぼ実感しなかったが、それでも休日などは家にいる時間が長いため、日光を浴びないとちょっと気分が沈んだりする事もあった。遮光するのは大事だが、日光を浴びることもまた必要だという事は意識しておいてほしい。

フェルラ酸の様な付け心地のいいオーガニックな日焼け止めを持っている人なら、そんなことせずに家の中でも日焼け止めを塗っておく、それが一番良いだろう。

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コメント一覧

  1. イチゴミルク より:

    ありがとうございます。
    私も調べてみたのですが、オリザ油化株式会社のには美容作用(美白光保護)で食品や医薬品原料としても,摂取や内服での作用が大いに期待できます。と書いてありました。
    後はフェニルアラニンというアミノ酸と結合すると、メラニン色素の生成を抑える作用を数倍高めることも確認され、化粧品・医薬品業界でも活用されているそうです。という記事もあって手作り日焼け止めが怖い場合は内服でも一定の効果はありそうですかね?

    • シンイチ@重症ニキビの治し方専門ブログ【レビュー・考察・分析】 より:

      >>イチゴミルクさん
      フェルラ酸の日焼け止め効果は、抗酸化作用によるものなので、シミができにくくなるというだけで紫外線をブロックしている訳ではないと思います。内服することで美容作用があるという事は、抗酸化作用により今あるシミが若干改善されはじめたり、シミができにくくなるという事でしょう。

      日焼け止めとして作られたドクターズコスメでもSPFは10前後と低く、真夏の外を歩き回るには心許ないです。内服の場合はより低いSPFになると思うので、日焼けをガッチリ防止できるか?と言われればできないのではないかなと考えています。製品として内服の日焼け止めに使われているヘリオケアでさえ、内服だけだとUVケアとしては心許ないので、例え作用を数倍高めているとしても、そこまでの効果は期待できないのではないでしょうか。

      とはいえ、塗るタイプの日焼け止めとの併用ならば使えるかもしれませんね!

  2. イチゴミルク より:

    追加 フェルラ酸とビタミンC Eと一緒に内服してもどうでしょうか?

    • シンイチ@重症ニキビの治し方専門ブログ【レビュー・考察・分析】 より:

      >>イチゴミルクさん

      研究では、塗布した場合の効果が認められていますが、内服の場合の効果は分かりません。
      ただ、内服の日焼け止めならヘリオケアという商品があります。

      とはいえ、トレチノイン治療の際にはハイドロキノンを日光からガードしなければいけないので、内服では意味がないのではと考えています。SPF値という観点からも頼りないので、やはりトレチノイン治療中は塗る日焼け止めを使う方が良さそうです。

  3. イチゴミルク より:

    フェルラ酸って内服の場合でも紫外線予防日焼け予防にならにのでしょうか?

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