ニキビ改善の為に「リービッヒの最小律」を意識してみては?

栄養バランス

ニキビの原因である「皮脂」は、栄養バランスの乱れにより引き起こされるのはご存じの通りだと思います。よく、「ビタミンBサプリを飲んだ方がいい」と聞くのはそういう事でしょう。

ただ、1つの栄養だけを摂っても、他の栄養量が低ければ無駄になってしまう、とリービッヒの最小律という説が示しています。

「生物は一番足りない栄養素の分までしか生育しない」
これは、「ドベネックの桶」と言われる、ドイツの科学者リービッヒが唱えた植物の生育に関する理論です。
この理論では、植物の成長を水を満たした木桶に例えます。一枚の板を一つの栄養素と考えて、どれか一つの栄養素でも足りないと、植物は一番足りない栄養素の分までしか生育しないとされています。

リービッヒの最小律

私たちの身体も、同じく桶に例えることができます。風邪予防にビタミンCが効くからと言って、ビタミンCばかりをたくさん摂っても、他の栄養素が足りなければ、ビタミンCは本来の力を発揮できず、風邪を予防することができません。大人向けサプリメント等で「ベースサプリメント」として、マルチビタミンを摂ることを推奨しているのはこの考え方に依るものです。

栄養はバランスよく摂り、基礎を固めてはじめて体に役立つもの。子供のこれからの身体作りのために、「炭水化物」「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」「脂質」からなる「5大栄養素」を中心に、栄養の基盤を整えていきましょう。

出典:ハッピープラス 栄養のお話し|Baby Health Care株式会社

つまり、それぞれの栄養が適切にパワーを発揮するには、全ての栄養が適量必要だという事のようです。

食生活が偏ると病気が起こりやすくなるのは、毎回同じ栄養素しか摂っていない為、他の栄養レベルが低くなり、唯一摂っている栄養素さえもパワーを発揮できなくなってしまうからなのかもしれません。

ニキビと栄養素の関係

同じように、リービッヒの最小律は、ニキビ肌にもあてはめる事ができると思います。

ニキビができるという事は、肌が乾燥したか、皮脂の分泌が過剰になっているか、あるいはその両方だと考えていいと思います。下図は、FUJIFILMによる研究で、大人ニキビは肌の部分乾燥が原因だという事を示すものです。

部分的な乾燥

出典:http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0787.html

私は、肌の乾燥も、皮脂過剰も、根本的な所では栄養が関係していると考えています。皮脂のコントロールをするビタミンB群の不足、肌水分量を高めるコラーゲンの不足等、ニキビの原因は肌表面ではなく体内・食生活にあるのではないでしょうか。

リービッヒの最小律に則り、低いレベルでしか栄養素がパワーを発揮できなくなるとすると、食生活の乱れ(栄養過不足)がニキビに与える影響は非常に大きいと思いませんか?

ビタミンB群の皮脂コントロール効果が得られなくなる

例えば、ニキビ改善の為にビタミンBのサプリを沢山摂っていても、ビタミンCが圧倒的に不足していれば、ビタミンBの皮脂コントロール力は充分に発揮できない事になります。

満遍なく栄養を摂る為にも、サプリで補うのであればマルチビタミンB、Cなどを服用した方がいいのかもしれません。またサプリに頼りきりにならず、日頃から栄養バランスを意識して食事もするべきでしょう。

加えて、ビタミンBやミネラル等は、白米や砂糖などの精製された食品により消費される為、砂糖やご飯を食べ過ぎている人は、ビタミン・ミネラル不足になり易いとも言われています。

白米・砂糖・小麦粉などの精白食品を食べるのであれば、特にビタミン・ミネラルなどの栄養素を意識して摂る様にした方がいいかもしれません。

栄養不足で肌水分量が低下する

コラーゲンや、コラーゲンをサポートするビタミンC、L-プロリンなどの栄養が不足する事で、肌水分量が低下し、乾燥性のニキビ肌になるのではないかと考えています。

実際、私はL-プロリンを飲み始めてから、重度の脂性肌がサラサラになった経験があります。L-プロリンはコラーゲン生成のサポート役になると言われており、それを数粒飲み続ける事でコラーゲン量が増え、肌水分量が増加したのだと考えています。

肌水分量の低下は、肌を健康的に保つ為には避けなければいけない必須事項だと思います。水分を多く摂るように意識し始めた時期からニキビができにくくなった人も知っていますし、それほど水分というのは重要なものなんだなぁと私も再認識しました。

栄養バランスを意識するきっかけになれば幸いです

これ以外にも、栄養の過不足がニキビに影響を与えるケースはいくつもあると思います。どの栄養が自分に足りないかを明確にするのは一朝一夕では出来ないかもしれませんが、サプリで補いつつ、食事改善をしていき、栄養バランスと量を整えていく事は、ニキビ改善のみならず健康を保つ為にも悪い事とは思えません。

このリービッヒの最小律が全てに当てはまるかは分かりませんが、少なからず栄養バランス・量を整える事が重要であるのは間違いないと思います。この事を知っておけば、食事の際の意識は変わってくるのではないでしょうか。

追記

自分にどんな栄養が足りないか、自分の健康状態を悪くしている原因は何なのかを知る時に、私は健康について書かれた本を読み漁りました。

手始めに、細胞の材料になる脂肪酸(油)の質について説かれた「その「油」を変えなさい!」や、精白食品や炭水化物の害を説いた「「いつものパン」があなたを殺す」などを読みました。どちらも読み進めやすい本なので、健康への関心を高める為にはうってつけだと思います。

食生活を整え、栄養状態を改善し、本質的にニキビ・肌トラブルを改善したい、と思っている人は、ここら辺の本から始めてみるといいかもしれません。

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