低用量ピルでのニキビ治療の成功例&問題点をまとめてみた

ピル

ピルなどのホルモン治療は、日本より50年以上進んでいる欧米のニキビ治療でも主流で効果的な治療だ。日本でも、低用量ピルでニキビ治療を成功させた人は多く、条件さえ合えばかなり有効な治療だと言える。

11 : 病弱名無しさん[sage] 投稿日:02/09/13 17:17 ID:h4ENCBWS [1/1回]

低容量ピル、ニキビに効きますよ~。

私は内膜症治療で飲んでいるのですが、顔中のニキビがかなり減りましたー。 13歳~22歳と月経困難症&ニキビに苦しんでいたのですが、両方とも軽減。 飲んでるのはシンフェーズです。

私が通ってる婦人科の先生は皮膚科関係にも詳しいらしく、 「ニキビにも効くのだしてあげたよ」って。
だからホルモンバランスが悪くてニキビに苦しんでる人にとって、 いい治療法じゃないかなと思います。

出典:低用量ピル&Roaccutaneでニキビ治療【完全版】

48 :スリムななし(仮)さん:2005/08/21(日) 18:23:19

ダイアンでだいぶニキビ無くなって来たので
(あと3個ありますが飲む前はフェイスラインびっしりでした)
彼氏もいないのもあってピルやめてみます。、
これでまた再発したらピルを一生手放せないって事になるのかな。。

331 :スリムななし(仮)さん:2005/09/29(木) 15:03:36

マベ万歳!
マベ飲んでからすごく肌がきれいになった!
ニキビ激減、お肌うるうる…。
部分的なカサつきもなくなってみんなにどうしたの!?って聞かれる(^-^*)
おっぱいもワンサイズアップしたしこれで生理痛もなくなるから
すごくうれしい~~~

出典:【ニキビ】ピルできれいになる3【PMS】

ピルでニキビが改善したという口コミは2chを中心に多く見られる。しかし、ピルは知識を持った上で使わないと、効果が出ずに副作用だけムダに出て損するかもしれない。ピルはどんなニキビでも治せる魔法の薬ではないし、副作用が出るリスクもある。だからこそ、自分のニキビの原因に適している!と思った時のみ、ピルを使うべきだろう。

低用量ピルが有効なケース

では、ピルが有効なニキビはどんなものかというと、当然ながらホルモンバランスに起因したニキビが当てはまる。

そもそもピルは、ニキビの原因となる皮脂が発生しないようにするための薬だ。ピルを飲むことで、皮脂を発生させる男性ホルモンを抑えることができる為、間接的に皮脂の発生を抑えられる。

ピルが男性ホルモンを抑える
出典:美容成分.com

また、ピルにより排卵がストップし、酷使していた卵巣が休憩できるため、ホルモンバランスが安定する。ホルモンバランスの安定はそのまま皮脂の抑制・ニキビの改善に繋がる。

つまり、自分のニキビの原因が「男性ホルモン過多」「ホルモンバランスの乱れ」によるものだと判断したならば、低用量ピルでニキビを改善できる可能性は高くなる。しかし、そうでないのにピルを服用すれば、逆にホルモンバランスを乱し、ニキビの原因になるリスクがある事も忘れてはならない。

ホルモンバランスの乱れにより起こり得る症状としては、調べていて以下のものがヒットしたので参考にしてみてほしい。

  • 男性ホルモンが多くなることによる皮脂量の増加
  • PMSのイライラ・不安感などが強くなる
  • 生理不順
  • 冷えやすくなった
  • 不正出血

これらを感じていて尚且つニキビができているのであれば、ホルモンバランスの乱れが原因の可能性がある。低用量ピルを使ってニキビ治療を初めれば、驚くほど改善する可能性もあるかもしれない。

ピルを使ったニキビ治療の問題点

再発率が高い

しかし、ピルも魔法の薬ではない為、当然副作用がある。中でもピルを使ったニキビ治療でネックなのは、ピルを止めたらまたニキビが再発する点だと思う。

295 :84:2005/09/22(木) 23:47:02

ピル止めて皮脂爆発&ニキビパレード数ヶ月続きました。
飲む前の比じゃないくらい酷かったでつ
ジムに通って体動かしたり食事&生活スタイル改善しても全く治る気配がなかったので又ピルにもどってきたよ
ホルモンに対する感受性は人それぞれなので参考までに
ちなみに私はホルモンの影響がかなり大きいタイプです。
妊娠中はつるっつるですた

出典:【ニキビ】ピルできれいになる3【PMS】

低用量ピルを使ったニキビ治療が功を奏しニキビが綺麗に消えたとしても、多くの人がニキビを再発してしまい、結局ピルを使い続けることになる・・・というのがピル治療の現状のようだ。

ピルを服用している間は、ピルの効果で卵巣の働き・男性ホルモンの働きを抑えていたからニキビが治っただけ。つまり、本質的な改善をするなら、ピル服用中に体質改善などで原因を解消しておく必要がある。

ニキビが悪化するケースもある

ピルを飲むことで、今まで正常だったホルモンバランスが逆に乱れてしまい、それでニキビが悪化してしまうという可能性も考えられる。ピルを飲んでニキビが増えたという口コミもある。

294 :スリムななし(仮)さん:2005/09/22(木) 19:46:06

ピルのみ始めて2週間
ニキビひどくなった
あはは・・・
下腹部もなんだかだるいわー

出典:【ニキビ】ピルできれいになる3【PMS】

しかし、これはピルが悪いというより、自分のニキビの原因にマッチしていなかっただけとも言える。どんな薬でも自分の症状にマッチしていなければ、良くなるどころか悪くなる可能性はある。

こういう口コミがあるからと言って、ピル=ニキビ悪化というイメージを持ち、ニキビを治す選択肢を潰してしまうのは勿体ない。

勿論、これ以上ニキビを悪化させるリスクは背負いたくないという気持ちはよく分かる。しかし、必ずどこかで選択はしなければいけないから、「これ!」というものを見つけたら挑戦してみるべきだと思う。

血栓関連の病気を発症するリスク

ピルを使い続けると、血が固まりやすくなり血栓関連の病気をひきおこす可能性が高くなると言われている。フランスでは過去にそういった事例もあり、販売中止にされたピルもある。

特にタバコを吸っている人の場合、更に血栓ができやすくなってしまう為、ピルを服用する人が喫煙するのはタブーとされているようだ。

tabako

ピルを使用する喫煙女性は、非喫煙女性の2~3倍のリスクとなります。
さらに、脳出血のリスクも3倍程度まで上昇すると報告されています。
そのため、ピルの服用に際し、35歳以上で1日に15本以上の喫煙者はピルを服用してはいけない、15本未満の喫煙者も通常は使用を推奨できない、35歳未満の喫煙者は一般に使用できる、というガイドラインが設けられています。

出典:低用量ピルとタバコの関係

とはいえ、肌の抗炎症・美白に使うトラネキサム酸という薬も、服用することで血栓ができやすくなるという副作用があるが、普通に使われていたりする。同じように、全員に副作用が発生するわけではなく、元々血栓ができやすい体質、血管系の病気を患っている、喫煙で血流が悪い人がピルを使った結果、それに拍車がかかり副作用が発症してしまったという感じだろう。

だから、「ピルを飲んだら血栓ができる!危険!」とまで神経質になる必要はないだろう。以下のように少なからず喫煙しながらピルを使っている人もいるようだ。

知恵袋

私も喫煙者でしたが処方してもらえましたよ。
ただし、「タバコは止めた方が良いわね」とは言われましたけど・・・。

その後も一日一箱程度は吸っている時期がありましたが
血液検査でも異常なしでした。
現在は全く吸っていません。

ピル歴は20年以上になります。

出典:低用量ピルの処方、服用について

とはいえ、ピル服用中の喫煙は避けるべきだ。それに加えて、血栓関連の病気が発症していないか・値は正常か、などを定期的に病院で検査してもらう事も、安全にピルを使う上では重要になるだろう。

効果も副作用も個人差がある

効果に関しては、自分のニキビの原因とマッチしていれば発揮されると思う。しかし、副作用に関しては本当に人それぞれらしい。体重が増える人、全く増えない人、胸が大きくなる人、ならない人、個人差が大きいようだ。前述した副作用の再発・血栓に関しても個人差により全く起こらない人もいるだろう。

ピルにも色々な種類があるが、使うピルによって効果・副作用が変わると言われており、自分に合ったピルを見つけだす事が重要だそうだ。肝心のピルの選定方法は定められていないが、ニキビ治療目的では、ダイアン(Diane-35)というピルが一定の効果を発揮していて人気らしい。

ダイアン35

ダイアン35には酢酸シプロテロンという強力な男性ホルモン抑制成分が入っており、それがニキビの原因である皮脂を抑えるのに役立っている。他にもトリキュラー、マーベロンなど色々な種類のピルが存在するが、その成分が入っているのはダイアン35のみで、そこがダイアン35がニキビに効くと言われている理由な様だ。

ピル断ちでのニキビ再発率が高い理由

ピル
ホルモンバランスが原因のニキビの場合、ピルは確かに有効かもしれない。しかし、再発を恐れてピル依存になり、自然にホルモンを分泌できない体になれば、長期的に見ればそれはそれで他の病気を引き起こすリスクになるかもしれない。

今まで長期間使っていたのに急にピルを一切使わなくする、といった暴挙に出れば確実にホルモンバランスは狂う。多くの人はそのように急にピルを断つから、ホルモンバランスが乱れてニキビが再発してしまうのだろう。

例えるなら、今まで三食キッチリ白米を食べていたのに、ある日突然、白米ナシの生活になったとしよう。そうすれば栄養的にも、腹もち的にも今までとは少し異なってくる。

それを考慮し、ゆっくりと徐々に用量を減らしていく・ライフスタイルや食生活を変えてピルなしでも正常なホルモンバランスを保てる、と言った風に適切なピル断ちを行えば、ニキビの再発率もある程度は低くなるハズだ。

他にも、完全にニキビができなくなってから半年間はピルを服用し続け、ニキビができないホルモンバランスを体に覚えさせることで再発を防げるという意見もある。

ピル以外のニキビ治療法もある

何も、化粧水・美容液でニキビが治らなかったからといって、ピルでのニキビ治療に固執することはない。元々化粧水や美容液のパワーなんてたかが知れており、ニキビ治療には向いていない。

【関連記事】ニキビ跡に効く化粧水なんてないから

色々な種類のピルを使ってニキビを治療するのもいいが、自分のニキビの原因を特定できているのなら、それに合わせて他の医薬品を使ってみる事も、ニキビ改善の近道に成り得ると思う。

例えば、自分が重度の脂性肌なら、ネットで話題のパントテン酸と乳酸菌のコンボや、「短期間で「超がつくほどの脂性肌ニキビ」を改善したサプリ」で紹介しているプロリンというサプリメントを使うという方法でも改善できるかもしれない。

どちらのサプリメントも、たかがサプリメントだ。しかし、ニキビの原因の原因まで深堀し、脂性肌の原因をダイレクトに解消できる成分だから、自分の脂性肌の原因とマッチしていれば驚くほど簡単に治せるポテンシャルがある。

また、ニキビ跡に発展してしまっているのならトレチノイン治療を行うという手段もある。

ちかさんのトレチノイン治療でのニキビ跡の治療実績
【関連記事】俺の失敗経験に学ぶ正しいトレチノイン・ハイドロキノンの使い方

このように、ピル以外のニキビ治療方法もたくさんある。ピルに固執したり、逆にピルが怖いのなら、こういった他の治療を選択することもできる。勿論、リスクのある治療も中にはあるが、プロリン・トレチノインなどは再発率がとても低く、ニキビ治療には適していると思う。

ニキビを治すことに夢中になり、少し視野が狭くなってしまっていないだろうか?もし、狭くなっているようなら、自分のニキビの原因を再認識し、新しい選択肢を考えてみると、思わぬ発見があるかもしれない。

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