トレチノイン治療でニキビが悪化する原因と対処法を考察した

トレチノイン治療で悪化する前後の肌

トレチノイン治療でニキビが悪化するリスクを考察

せっかくトレチノイン治療を始めたのに、逆にニキビが悪化してしまった・・・という人も、まずは落ち着いてほしい。そこで冷静さを失い、急にトレチノインとハイドロキノンどちらも止めたりしたら、それこそ大惨事になりかねない。トレチノイン治療は常に冷静に、ポジティブに行うべきだ。

トレチノイン治療をはじめてから急にニキビが悪化するケースも稀にあるが、万人共通の原因というのはなく、人それぞれの原因を追及していく他ない。

そこで今回の記事では、考えられるトレチノイン治療でニキビが悪化してしまった原因と、それに対する俺なりの対処法を考察していこうと思う。

トレチノイン治療でニキビが悪化してしまう原因

肌がより敏感になったことが原因か?

肌のバリア機能

出典:http://www.alcare.co.jp/news/0511_1/

通常、トレチノイン治療をすると皮剥けが起こり、それにより肌のバリアは一時的に壊れ、肌が敏感になる。トレチノイン治療をはじめてニキビが悪化した原因としてまず思いついたのはコレだった。

肌が敏感になった事で、いつもより刺激に弱くなり、その隙をつかれてアクネ菌・皮脂腺が活発化し、ニキビが発生してしまうのかもしれない。

これはある意味避けようがないパターンだが、そんなに神経質にならずにトレチノイン治療を続行しても大丈夫だと思われる。俺も同じような自体になった事があるが、そのトラブルは一悶着あったが無事解決した。

新しくできたニキビの上にもそのままトレチノインを塗り、トレチノイン治療を続行していけば、そのうち皮剥け(ターンオーバー)が促進されて、肌質自体が新しく健康なモノへと変わり始める。そうなれば、刺激や菌のリスクも少なくなり、自然にニキビはできなくなるだろう。

また、十分な保湿をすることで肌のバリア機能を少なからず回復させ、肌への刺激を緩和するという方法も推奨する。

俺の場合は、浸透力の高いアロエベラ保湿クリームで肌のバリア機能を回復させつつトレチノイン治療を続行した。そのおかげもあってか、多発していたニキビは数週間で消えていった。

トレチノイン・ハイドロキノンが体質的に合わない可能性

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この可能性はあまりないかもしれないが、一応頭の片隅に入れておくべきだろう。

トレチノインやハイドロキノンは一応劇薬といっても過言ではない刺激の強さがある。だからこそ、体質的に受け付けない人がこれ等を塗ると、過剰な反応がニキビとして起こる場合もあるかもしれない。

これ等を避けるために、トレチノイン治療をはじめる前には必ずパッチテストを行う事を推奨している。

二の腕などの柔らかい部分に、トレチノインやハイドロキノンを塗ってみて、それで20分ほどして反応がなければ一応問題ないと見ていい。そこで炎症が出たり、かぶれたりする様であれば、気の毒だがそれ等は使用するべきではないだろう。

溜め込んだ老廃物を急激に排出している?

血管などに溜め込んでいた老廃物が、トレチノインの強いターンオーバー作用により急激に排出される事も原因として考えられるかもしれない。

急激なターンオーバーで今まで溜め込んでいたものを一気に排出しようとするから、一回で排出できるキャパシティをオーバーしてしまい、詰まりが生じ、ニキビになる・・・。東洋医学で言う好転反応というものだ。

この場合、このままトレチノイン治療を続けていれば好転反応は次第におさまり、発生したニキビもターンオーバーの過程で消えていくだろう。

ニキビが悪化したらトレチノイン治療はやめるべきではないのか?

トレチノインの痛みにより不安になることはない

「トレチノイン治療を塗り始めてから急にニキビが悪化し始めたのであれば、ニキビの原因=トレチノイン治療となるから、すぐにトレチノイン治療を中断するべきではないのか?」と考える人もいると思う。

確かに一理あるし、急にニキビが悪化しだして不安になる気持ちもよく分かる。

ただ、トレチノイン治療はリスクの高い治療だという前提があり、副作用も他の薬とは比較にならないほど強く、顕著に出てくる。治療を続けていればニキビが悪化するという事態以上の副作用(強い炎症、激しい皮剥け、かゆみ)などが次々と出てくるだろう。

俺個人としては、トレチノイン治療では、ニキビが新しくできたり・多少悪化するくらいのデメリットは織り込み済みのモノとして考え、そうして発生したニキビも治療の過程で治していってしまえばいいのではないか?と考えている。つまり、ニキビができるのも副作用の1つ、又は消費税のようなモノだと考えるべきだと思う。

ただ、それはニキビがどれだけ悪化しようとも無茶してガンガン塗り続けろ!という事ではなく、あくまで少しニキビができ始めたくらいで狼狽えず、ネガティブな気持ちを高める必要はないという事だ。

勿論、それが不安だったら気軽にメールで相談してくれて構わない。そういった堅実な姿勢は、トレチノイン治療を成功させるために重要だと思う。

ただ、不必要に神経質になる必要、つまり、「トレチノイン治療はじめたらニキビができるなんて自分だけの特別な症状なんじゃないか!?」と考えて、ネガティブにはなる必要はないって事だ。

トレチノイン治療では、一時的に新たなニキビが発生する可能性もある・・・という事を知識として知っておいてほしい。

それを知っているのと知っていないのとでは、メンタルの不安度がかなり違うハズだ。ただでさえ初めてで不安だらけだろうから、知識を増やして、少しでも不安・ストレスを少なくしてほしい。

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コメント一覧

  1. ひん より:

    こんばんは。先月書き込みした者です。
    あれからトレチ・ハイドロ治療を開始し5週目が終わろうとしています。
    この記事の通り 普段からよく出る顎を中心に 3週目に入ってから急激に老廃物(角栓)が出ようとしているのが見て取れます。
    それは覚悟していたのですが 角栓がでかいため出ようとしても出れず炎症をおこしております。
    とりあえずトレチハイドロは塗り続けていますが 5週目中盤の現在も奴らは居座っています。しかも耐性がつき始め皮剥けも穏やか、既に0.1使ってるから濃度も上げれずこのままセカンドシーズンまで持ち越しかと若干ブルーです。
    奴らを残したまま退きたくない気持ちがありますが ここはトレチは終了させて鎮静に入るべきでしょうか?

    • シンイチ@重症ニキビの治し方専門ブログ【レビュー・考察・分析】 より:

      お久しぶりです。
      ひんさんのようなパターンは私も経験した事があります。なかなか諦めきれないですよね。
      濃度があげられないので、更なる皮剥けは難しいかもしれませんが、一部分に大量に塗ると皮剥けが促進するという報告もあるので、まだ希望はあるかと。
      ちょうど今の時期からトレチがしやすいので、自分だったらその状態が落ち着くまでは続けてしまうかもしれません。
      または、低濃度のトレチノインで皮剥けしない程度の緩い治療を続けていくか。
      常々焦らず堅実にと言っているので、おすすめはしにくいですが。

      • ひん より:

        お返事ありがとうございます。
        結局なんだかんだでトレチ継続中です。
        あれだけ苦痛だったのに今は止めたくないという(笑)
        大量と言っていいのか分かりませんが既に2度塗りを行っており 我慢出来ず出かかってた芯を三日前に押し出してしまいました。それで腫れが治まったからいいものの反省です。 どのみち跡になる代物だったので 今回はトレチがなくなるまで使用して次回に掛けようと思います。
        ほかの部分が劇的に若返ったのでモチベーションは維持できそうです。
        日記を長々と失礼しました(_ _)

  2. 匿名 より:

    こんにちは。トレチノインで傷跡やレーザー後の凹みやビニール肌も改善できますか?

    • シンイチ@重症ニキビの治し方専門ブログ【レビュー・考察・分析】 より:

      >>匿名さん

      返事が遅くなり申し訳ありません。
      傷跡というのが擦り傷などの色素沈着によるものであれば効果を発揮すると思います。
      また瘢痕(クレーター)にも一応効果はあるように思いますが、効果を体感するには長期間の治療が必要になるでしょう。
      ビニール肌の原因は皮膚が薄くなってしまう事だと考えていますが、トレチノインは皮膚の新陳代謝を早くし新しい皮膚を作り出すという性質がある反面、一時的に皮剥けを加速して更に皮膚を薄くさせる側面もあります。
      ビニール肌改善のためにトレチノイン治療を行うのであれば、悪化するリスクも視野に入れる必要があると思います。

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