トレチノイン治療の塗り方・時期・期間への考え

トレチノインに関する質問

トレチノインの大まかな事は、「俺の失敗経験に学ぶ正しいトレチノイン・ハイドロキノンの使い方」で解説していますが、サイトの記事数も増え、目的の情報を探しにくくなっているようなので、こちらでも補足しておきます。

以下のような疑問があったので、この場で私の経験をお答えします。参考になれば幸いです。

いつも拝見しております。

質問です。

トレチノインはニキビやニキビ跡のみに薄く塗るんでしょうか?

それとも肌全体に薄くなるんでしょうか?

また、この治療を始めるのは何月からがベストでしょうか?

ターンオーバー期間とクールダウン期間はどのようにして設定すべきでしょうか?

質問ばかりですみません。

上から順番に答えていきます。

尚、トレチノイン関連の情報は、「トレチノイン」カテゴリからも一覧できるので、トレチノイン治療について網羅的に情報収集したい方は、カテゴリページを見てみて下さい。

ニキビに塗るべきか、全体に塗るべきか

なるべくニキビのみに塗る方がリスクは低い

ニキビのみに塗る人もいれば、肌全体に塗る人もいます。ただ、ニキビ治療に限って言えば、ニキビができている部位にのみ塗った方がいいのではないかと考えています。

その理由は、トレチノインは炎症が強いからです。炎症が強く、赤みが出るので、広範囲に塗ると、肌全体が赤く炎症を起こし、目立ちやすくなります。また、ケアしなければいけない範囲も増え、炎症性色素沈着ができるリスクも少なからず高まるでしょう。

ニキビのみに塗るのであれば、炎症を狭い範囲にとどめる事ができ、赤みや皮剥けが多少は目立ちにくくなると思います。(ニキビができている範囲が広ければ同じ事ですけど)

私は、雑に塗り広げたせいでニキビ跡以外の部分も赤くなり、ほぼ顔全体が真っ赤になりました。できるだけ丁寧にニキビ部分のみに塗る方が、リスクが緩和できることは間違いないと思います。

全体に塗れば肌質全体を変えられる

とはいえ、肌のメンテナンスのために全顔トレチノイン治療を行う人がいるように、肌全体にトレチノインを塗る事で得られるメリットもあります。

ニキビの部分にだけ塗った場合、ニキビとその周辺部分の肌質が変わってきますが、肌全体に塗る事で顔全体のターンオーバーを整えられるでしょう。

ただ、肌全体に塗る場合は、なるべく赤みが目立ちにくくなるように、低濃度・少量を使い、炎症を起こさない様に使う方がいいかもしれません。美容意識が高く、肌メンテナンスの為にトレチノインを使っている人は、この方法で行っている人が多いと思います。

ニキビに塗る時でも低濃度・少量は有効

私は、あまり本格的にしたくない(顔を真っ赤にしたくない)時に、少量のトレチノインを間隔を空けて塗っていました。これにより、効き目が弱くなり、多少赤みを伴う程度に済ませられました。

私の場合は既に、高濃度のトレチノインにも耐性がついていたので、低濃度のトレチノインは使いませんでしたが、初心者の方で、あまり目立たせずに治療をしたい方は、低濃度(BIHAKUEN0.025%)から始めるのがいいと思います。

治療を始めるベストな時期

個人的に、トレチノイン治療を始めるのにベストなのは11月~2月くらいだと思います。

11月になると、紫外線量が大幅に下がります。トレチノイン治療には紫外線が大敵なので、なるべく紫外線量が少ない季節に行うべきだと思います。

紫外線量

出典:気象庁|日最大UVインデックス(観測地)の月平均値の数値データ表

10月でも十分少ないですが、10月の上旬はまだ暑い日が続く事もあるので、念のために11月まで待つ方がいいかもしれません。

逆に夏場(5月~9月)は、紫外線量がとても多く、トレチノイン治療を行うのに不向きだと思います。夏場にトレチノイン治療を行う人もいるようですが、初心者には少しハードルが高いでしょう。

ターンオーバー期間・クールダウン期間の設定方法

ターンオーバー期間は、やりながら決めた

私は、ターンオーバー期間は治療をしていく中で延ばしたり、短くしたりしていました。当然、最長6週間というルールは守るべきですが、その範囲内でなら、自分の状態次第で延ばしたり短くしていいと思います。

ただ、トレチノイン治療をしていると、赤みでニキビ跡の改善状態がよく分からず、治っているかどうか判断しにくかった事を覚えています。だからとりあえず最長の6週間まで続けよう!という勢いで治療していました。

最低2週間は続けないと効果を実感しにくいと言われていますが、これも症状次第です。重度のニキビであれば1クール、2クール必要になる事もあるかもしれませんが、本当に軽度のニキビであれば2週間で改善しはじめてもおかしくはないです。

ただ、誤った方法で治療を進めると、逆に肌を汚くするので、焦らず堅実に進めていくべきでしょう。私はそれで失敗したので、身をもって実感しています。

クールダウンは、ターンオーバー期間と同じ~2倍の期間

クールダウン(ハイドロキノンと日焼け止めのみを塗る)期間は、自分が行ったターンオーバー期間と同じ期間、又は2倍の期間にするべきだと言われています。

例えば、ターンオーバー期間を6週間行ったなら、クールダウン期間は6~12週間設けるべきだとされています。

クールダウン期間の目的は、トレチノインによる炎症を冷まし、肌を休ませていく事です。ハイドロキノンを塗るのが面倒だからといって、過度に早めに切り上げたりするべきではないと思います。

トレチノインの炎症自体は、早ければ3日、遅くても2週間くらいで消えると言われていますが、私は炎症を強くし過ぎたので2ヶ月経っても消えませんでした。こうならない様に、トレチノインの濃度・量は適切に設定するべきでしょう。

また、ハイドロキノンをやめる事で赤みが多少治まったので、ハイドロキノン自体が赤み(刺激)の原因になる可能性がある事も頭に入れておくといいと思います。

まとめ

トレチノイン治療でニキビを治す時、なるべく赤みを目立たない様にしたいのであれば、ニキビの部分のみに丁寧に塗る方がいいでしょう。その方が赤みの範囲を狭くでき、目立ちにくくなります。また、ミルバソゲルで赤みを隠す際も、範囲が狭い方がやりやすいでしょう。

トレチノイン治療は、なるべく秋~冬(11月頃)の紫外線が弱い時期に始めるのがいいと思います。トレチノイン治療に紫外線は大敵なので、秋冬でも紫外線ケアは万全にした方がいいでしょう。

ターンオーバーは最長6週間の範囲内で、自分のニキビの改善状態と相談し、延ばしたり短くしたりしていいと思います。ただ、クールダウン期間は、ターンオーバー期間と同じ期間~2倍の期間をキッチリ行った方がいいでしょう。

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コメント一覧

  1. ゆき より:

    こんばんは、ゆき と申します。
    先ほどの訂正です、トレチノインは0.1%でした。
    すみません、宜しくお願い致します。

  2. ゆき より:

    はじめまして、ゆき と申します。
    アトピー性皮膚炎の炎症性色素沈着を薄くしたいために、首全体と膝裏からふくらはぎ全体に、トレチノイン1%とハイドロキノン4%を一週間前に使用開始しました。
    (腕にパッチテスト済)
    3日後位からデコルテ上が皮むけ始めて現在も剥け続けてます、足は剥けも赤みも何も無いです。(足は逆に黒くなったような)
    なぜか顔が赤くなってきたのでビックリして、色素沈着を防ぐために顔の頬とオデコにハイドロキノン4%を塗ったら、炎症が引かず、更に真っ赤になってヒリヒリします。
    現在すべて中止してます。
    なので、ビタミンc(ビタミン剤、ヘリオケアD服用、化粧水、美容液、ドクターシーラボvc377)で保湿のみです。
    おそらく顔より上は、ハイドロキノンが合わないと思います。
    夜型生活なので日焼け止めはたまにしか塗りません。部屋は1級遮光カーテンで真っ暗なので、照明は付けています。(LED)
    冷えピタや保冷剤などで冷やしても良いのでしょうか?
    アトピーあるし合わないと思い、やめようと思いますがやめ方が分かりません。赤く、むけ続けたままです。
    今後の対策を教えてください。

    • シンイチ@重症ニキビの治し方専門ブログ【レビュー・考察・分析】 より:

      >>ゆきさん

      いきなりトレチノイン0.1%を塗れば、効きやすい人は首に塗っただけでも顔に赤みが出る可能性はあると思います。
      やめ方は、私ならトレチノインを断って、ハイドロキノン以外の色素沈着ケアをしていきます。
      保冷剤で冷やした経験がありますが、ほてりを緩和するのには有効でしたが、それで赤みが改善された様子はありませんでした。

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