
5年ほどニキビ治療を続け、ニキビ肌は劇的に良くなりました。その過程で、知識や実体験から色々な考察をして、自分なりの「ニキビの原因となる習慣・行動」などが分かってきました。
今も稀にニキビができる事がありますが、その時は今から述べる「ニキビの原因となる習慣」をふりかえり、その習慣をやめる事でニキビはもれなく改善しているので、個人的にはかなり実用的なニキビ改善・予防方法だと思っています。
水を飲むとニキビができなくなる
水分でカロリーを相殺している
一時期、全くニキビができなかった期間がありました。その時は私は「水をたくさん飲む」という事を意識して生活していたので、1日200ml×6~8杯の水を2時間ごとに飲み、合計2リットル程摂取していたと思います。
最初に水を多く飲み始めた時は、既にプロリン療法で皮脂は出なくなっていましたが、プロリン療法を行ったのは何ヶ月も前なので、1つもニキビができないのはプロリン療法のおかげだけではないのではないかと感じました。また、その後に生活習慣が乱れたのか白ニキビが多発しはじめた頃、「そういえばあんまり水飲んでいないな」と思い、水分を摂取するように意識しだした所、皮脂の出が治まり、ニキビができなくなり始めました。
人体の60%が水分だという事からも、人体にとっての水が重要なのは明らかです。人体を構成する水の摂取量が減る事は、明らかに人体各所に悪影響を及ぼし、間接的にニキビ肌を悪化させていると考える事ができます。
その事に気付いたのは、以下の内容を見てからです。
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/19(水) 10:36:17.76 ID:WCHzXCyI0
ニキビはカロリーをギリギリに抑えて水で解毒すれば絶対に出来ないと結果が出ているはず。
200カロリーにつき1リットルの水分だったはず。
ニキビ治療に金かけるなんてもったいないぜ。
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/19(水) 10:37:00.57 ID:cPokYC6W0
>>47
解毒って飲むだけでいいの?
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/19(水) 10:39:48.79 ID:WCHzXCyI0
>>49
ビタミンCをほどよく混ぜるのがポイントらしい。
200カロリーにつき800ミリリットルの水と200ミリリットルの柿茶
がベストね。
解毒されると皮脂分泌は急激に抑えられて出来なくなるというわけだ。
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/19(水) 10:43:28.31 ID:WCHzXCyI0
肌荒れの多くはカロリーに対して水が不足しているのが原因で
水こそが特効薬っていうのがモットー。
カロリーを減らし水を多めに取れば自然と肌は綺麗になるのね。
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/19(水) 10:48:06.76 ID:WCHzXCyI0
正しい水の飲み方とは
2時間おきに水を飲み1日に計8回水を飲みます。
そして1日に6回トイレに行きます。
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/19(水) 10:54:10.55 ID:WCHzXCyI0
ニキビ回復のためには
皮脂を過剰に分泌させないことです。
カロリーをすべて水で解毒すると800分の1になり肌の乾燥を防ぐと2000分の1になります。これで治らない人はほとんどいないでしょう。
出典:顔の作りはマトモなのにニキビが酷くて顔が・・・
200カロリーにつき1リットルは中々摂れないと思いますし、水分を摂りすぎる事で水中毒になるリスクなどもあるので、1日の水分量は2~3リットル程度にし、カロリーを抑える方向で進めていくべきだと思います。
カロリーを抑えると、必然的に間食が少なくなるので、間食にお菓子を食べた時に生じる血糖値の急上昇も防げて、それだけでも皮脂の分泌が起こりにくくなるでしょう。また、お菓子を食べなければ脂質・糖質が増えにくくなるので、糖反射による胃腸の負担や、脂質代謝による膵臓の負担も軽くなり、体全体に良い影響が起こり始め、それがまわりまわって肌にもあらわれる筈です。
便秘解消で皮膚デトックスの負担を下げる
水分を多く摂る事で、蠕動運動が起こり、腸の働きが良くなるので、便秘の解消にも繋がるでしょう。(ただ、水分量が多すぎれば下痢になるので注意)
腸と肌は密接な関係にあるので、便秘が解消されることで、腸内で発酵して悪影響を及ぼしている老廃物を便として排出できるようになれば、皮膚からのそれ等の老廃物を排出する負担がなくなり、ニキビもできにくくなると思います。また、人体の免疫の70%は腸に集中しているので、腸内環境が健全になるだけで、免疫力は劇的に向上するでしょう。
腸ー脳ー皮膚相関という関係が明確になっていて、これ等全ては通じ合っていると言われています。つまり、皮膚のトラブルを治すには皮膚からのケアだけでなく、腸や脳からのケアも必要だという事です。
だからこそ、水分摂取という一見ニキビとは関係なさそうな要素も、腸や脳の視点で見れば、とても有意義なものになり、腸や脳に有意義だからこそ肌にも良い影響が及ぼされると考えられます。
現代は飽食の時代で、いつでもどこでも手軽に食料にありつく事ができるので、過食・過剰な栄養にあります。それにより胃腸や膵臓、腎臓、肝臓など内臓の負担が増え、それが自律神経やホルモンバランスの乱れにも繋がる事で、ニキビがとてもできやすくなっているのではないかと思います。
シンプルな水の摂取量を増やし、間食をやめてカロリーを制限するように意識すれば、その現代の負の流れから抜け出す事ができるでしょう。そうなれば、文明病とも呼べるニキビは、自然と解消していくと考える事もできると思います。
水分摂取を増やしてからニキビが減り始めた例
この記事を参考に高校生の子どものニキビケアをしてみたら、2ヵ月でかなり改善しました。驚きました。ありがとうございます!
私のブログでも紹介したいので、またまたリンクを貼らせていただきました。御礼を兼ねてご報告させていただきます。(事後報告でゴメンナサイm(_ _)m)
この記事を参考にし、水分摂取量や生活習慣を改善しはじめてから効果があったとのコメントがありました。
日常的に水分摂取量が減っている人は、水分摂取量を増やすだけでも改善する可能性も高いと思います。今にして思えば、プロリンによりコラーゲンが増え、肌の貯水量が増え、その後に水分を多めに摂るようにした事で、肌水分量が更に高まり、肌質が長い間維持されたのかもしれません。
血流促進して肌に栄養届ける
循環器系は肌に重要な役割があります。脂質が多くなり、血液の循環が停滞すると、皮膚に栄養が届くまでに時間がかかります。そうなれば、せっかく肌質改善に有効なプロリンやマルチビタミン・ミネラル、パントテン酸、ビタミンB群のサプリを服用しても、最大限効果を発揮できなくなるでしょう。
その際にも、水分摂取が有効だと言われています。水分を多めに摂る事で、低血圧、血液粘稠を解消し、血液循環が良くなれば、目的地である皮膚にまで栄養が届きやすくなる筈です。
とはいえ、そもそも栄養が適切に吸収できるようにする為にも、咀嚼回数を増やして食べ物を粥状にしたり、腸内環境を良くする必要があります。そのためにも、栄養バランスのいい食事をしたり、糖質や食品添加物を控えるなどの工夫もすべきだと思います。
自慰行為とニキビの関係
DHTが皮脂分泌でニキビ促進
男性は自慰をすると、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)が発生しますが、これが皮脂腺を活発化させる等の影響があり、それがニキビができやすくなる原因だと考えられます。
自慰行為をしてもしなくてもDHTは増えると言われています。DHTはテストステロンの何倍もの男性ホルモン作用があるので、テストステロンが減少した時に、テストステロン不足を補おうとDHTが増えるようです。
また、研究では、自慰行為をしなければ7日まではテストステロンが増え続けるが、それ以降はテストステロンは減りはじめ、DHTが増えるという結果が出ています。
出典:http://www.zju.edu.cn/jzus/2003/0302/030219.pdf
つまり、自慰行為をしないと、7日目以降はテストステロンが減り、それを補うためにDHTが増え始めるようです。そうしてDHTの割合が増えた結果、DHTが血流にのって全身を回り、DHT受容体に働きかけ、皮脂線の活発化・頭頂部や前頭部の髪の毛の成長抑制・それ以外の部分の毛髪の成長促進するという状態になると考えられます。
勿論、自慰行為をした場合もDHTが急激に増え、同様の効果が発揮されるでしょう。しかし、それは一時的なもので、大体は時間が経てばテストステロンも増え、DHTは減っていくようです。
それに比べて、自慰行為を禁止している状態だと、他に何もしなければ慢性的にDHTの割合が多い状態になるので、長期間、皮脂腺の活発化や薄毛の促進などのリスクに晒される事になります。となれば、長期的な自慰行為のストップは、自慰行為をするよりも肌に悪影響である可能性があります。
以下の体験談も参照にすると、自慰をし過ぎるのも、し過ぎないのもよくないと言えそうです。
やっぱオナニーするとニキビ増えますよね?
私自信4か月かけて実験しました。
実施期間5月~9月
とりあえずリセットのため、5月は一回もしませんでした。
6月 1日1回ペースで行いました。
肌の状態 常に油っぽくなり、ニキビも赤みのある炎症を起こしたヤツ、膿んだりもしょっちゅう。
4月の時点で元々色白で、OO肌きれい!すごいうらやましいと言われたほどですが、見る影もなくなりました^^;
常にでかい赤ニキビが顔にある状態でした。7月 同じくリセットするためオナニーは一回もしませんでした。
終わりのころにはニキビはだいぶ消え、あるのは基本的にはニキビ跡のみという感じでした。8月 欲望に負け1回だけしてしまいました^^;
結果は新規のニキビはあまりできなくなり、できても小さいもので1日一回ペースでしてた時にできてたデカい赤ニキビは1つもできませんでした。
ただ完全にニキビをなくすというところまでは至らず、常に小さいものが3つ程度と言う感じでした。9月 ほとんどニキビはできなくなり、できても小さいもので3日以内には完治。
暴飲暴食&遊びまくりで睡眠不足というのを3日続けてしまったときは、でかい赤ニキビが1つできてしまいました^^;
あとは6月の時にできたニキビ跡も少しずつですが薄くなっているという感じでした。
それと夏休み前から会ってない友達にひさびさに会うと、「あれ?OOの目おおきくなった?」と数名に言われました。出典:yahoo知恵袋
この実験がどこまで正確かは分かりませんが、面白い実験をしてくれています。まだ思春期みたいなので、ホルモンバランスや運動量の関係もあるので一概にはいいきれませんが、少なくとも自慰をする事でニキビができやすくなる傾向にある・・・くらいの事は言えそうです。
DHTを摂取したらニキビできやすくなった経験
以前、私用で、塗布した部分にしか作用しないDHTクリームを使った事があり、それによりDHT量が一時的に増加していた時期があります。
その時、顔にはつけないように注意していましたが、間接的についてしまったようで、フェイスラインの部分に急にこ赤ニキビが発生しました。DHTクリームの塗布を中止した所、次第にニキビは治まってきたので、DHTクリームの影響だと考えられます。
このように少量でもDHTクリームが付着すれば、皮脂分泌量は増え、ニキビはできやすくなるようです。浸透力の高いDHTクリームだったので余計そうだったのかもしれません。
自慰によるDHT増加も、過剰になればニキビに悪影響があると確信しました。また、自慰をした後に顔を触ったりするのも良くないと思います。
運動・オナ禁でホルモンバランスを良くする
男性が、男性ホルモンのバランスを保つために自慰をする場合は、1週間に1度を目安とすると良さそうです。ただ、自慰行為を禁止しながらも、筋トレやアクティブな活動をする等してテストステロン値の高めるようにしていれば、DHT量は少なくなる様です。
ネット上でたまに見かけるモテるためにオナ禁をしている人は、自慰を控えながらもスポーツ、筋トレなどテストステロンが高まるような事をしているようです。そうする事で、DHTが減り、テストステロン等の性フェロモンが分泌されるようになり、モテ始める、との事です。(色々と研究している人がいます)
DHTは汗や尿により排出されるので、もし自慰をしたり、DHTが増えているような実感(気だるさ、体臭、皮脂)があれば、汗をかく位の強度の運動をすると良いと思います。
ちなみに、以上の研究では、性的興奮している時、血清テストステロンは21.7%上昇するとの事でしたが、その分DHTも増えやすい筈なので、自慰を禁止するよりエロを禁止した方が良さそうです。また、性的興奮したらスクワットをする等のルールを設ければ、DHTの排出に加え、成長ホルモンが分泌されやすくなり肌の修復力も高まるので一石二鳥ですね。
つまり、ニキビはできて欲しくないけど自慰行為はしたい人は、「1週間に1度の自慰にする」か「自慰(エロ)を禁止しつつ、運動などでテストステロン値を高める」事で、DHTによる皮脂分泌の影響を受けにくくなるのではないでしょうか。
男性の場合、射精で成長ホルモン減少
男性の場合、DHTの増加による皮脂分泌だけではなく、射精により栄養・成長ホルモンが欠乏し、ニキビ肌を綺麗にする力が働きにくくなることも考えられます。
射精した場合、様々な栄養を使い新しい精子を作りますが、それが頻繁に起これば、精子を作るのに使われる栄養量が増え、成長ホルモン含むその他のホルモンを作る材料が欠乏します。
前述したように、成長ホルモンは肌を修復し、綺麗に再生させるために必要不可欠です。過度の射精により成長ホルモンの分泌量が少なくなれば、肌に悪影響が出るのは当然だと思います。
成長ホルモン分泌減少を防ぐためにも、射精回数を減らしたり、日頃からアミノ酸スコア100の食品(肉・魚・卵・大豆・牛乳など)を適切に摂り、精子や成長ホルモン、その他のホルモンが十分に作られるようする必要があります。
女性は、自慰で肌が綺麗になると言われているが・・・
女性の場合は、自慰により女性ホルモンが増えて肌に良い影響が出るとも言われています。とはいえ、回数が多ければホルモンバランスを乱す事に繋がるので、ニキビが発生しやすくなると思います。
知人の女性は、性行為の後はいつもより肌がツヤツヤしている実感があるようです。女性の場合は、過剰でなければ女性ホルモンを含む多くのホルモンを分泌して健康的になる良い機会である可能性もあるかもしれません。
ヒゲ抜くとニキビできる
ヒゲを抜いた時の炎症で、毛嚢炎ニキビになる
ニキビがある時はヒゲ剃りをしたくなかったので、ヒゲを抜いていました。それが癖になり、日常的に髭を抜いてしまっていたのがニキビに悪影響を及ぼしていたと感じています。
髭を抜く時の刺激で炎症が起こり、そこに皮脂や菌が侵入し、毛嚢炎のような炎症を持った赤ニキビが発生する確率がとても高いことに気付きました。しかも、それらのニキビはヒゲを抜いた直後ではなく、7日後~14日後に遅れてくる為、髭を抜いているのがニキビの原因だと気付きにくいです。
見にくいですが、ヒゲを抜いてできた赤ニキビです。赤く腫れているのが分かると思います。このタイプのニキビは個人的に治りにくい感じがして厄介です。
髭を抜くケースだけでなく、髭剃りで刺激を感じる人も例外ではないと思います。肌が刺激に弱くなるので、炎症を起こしやすくなるでしょう。
剃る時も余計なケアをしているとニキビができるかも
以前、髭剃り後にアフターケアをするとニキビができる、という人とメールしました。
シンイチさんに質問なのですがシンイチさんは髭剃り後はどのようなアフターケアを行っていますか?
自分はビーグレンの化粧水をそのまま付けているのですが、髭剃り後何日かするとニキビができてしまいます。
何か良いアドバイスがありましたら宜しくお願いします。
私は髭剃り後に余計なアフターケアをしませんが、それでニキビができる事はありません。恐らく、髭剃り後にニキビができる人は、炎症が発生した所に化粧水などで刺激や油分が加わり、毛穴詰まりが起きてニキビになるんだと思います。
その人は、それ以降アフターケアをしなくなったら、肌の調子が良くなったそうです。
他にも、乳液やヒルドイドを使った保湿をやめ、化粧水のみにした所、ニキビが劇的に改善した例もあります。何か1つプラスするのではなく、マイナスしてみると、それだけでニキビが改善していく事も充分考えられます。
【化粧水のみにしたら改善した例】
・保湿を化粧水のみにしたら死にたい程のニキビが一気に治った話
睡眠不足
肌を修復する成長ホルモンが阻害される
私が重度のニキビになった時も、睡眠不足が大きく影響していたと思います。それ以前は23時には寝ていたのに、ニキビができる数ヶ月前からは1~3時に寝る事が多くなり、睡眠の質、睡眠時間は明らかに悪くなっています。
睡眠の質が悪くなる事で、成長ホルモンの分泌が阻害され、適切に肌が修復されなかったり、ホルモンバランスの乱れによる肌水分量の低下や、食事傾向の変化(過食など)が起こったのでしょう。そんな生活が数か月間続けば、ニキビができるのも当然かもしれません。
特に、その頃は丁度運動もやめたので筋肉量も減り、成長ホルモンの分泌量が減っていた頃だったので、尚更睡眠の質を深くして成長ホルモンは適切に分泌するべきでした。それにも関わらず、夜更かしの連続だったので、成長ホルモンの分泌量はガタ落ちし、肌荒れを修復する力がなくなっていったのでしょう。
元々は食事を気にするタイプではなかったので、暴飲暴食とはいかないまでも、比較的ジャンキーな生活をしていたと思います。それでも肌の綺麗さを保てていたのは、良質な睡眠と適度な睡眠時間を確保していたから、成長ホルモンの分泌量が多く、かろうじてプラマイゼロの肌を維持できていたのでしょう。
そんな生命線である睡眠を手放せした事で、一気に均衡が崩れ、マイナスの肌に転がり落ちてしまったのかもしれません。
ホルモン乱れて、食生活が荒れる
睡眠の質が悪くなるデメリットは、成長ホルモンだけではなく、食事面にもあらわれます。
睡眠不足になると、満腹感を感じさせるホルモンの「レプチン」と、食欲を増加させるホルモンの「グレリン」の分泌が増え、過食になる傾向があると分かっています。こういうケースでは、大体お菓子を過食する傾向になるので、糖質や脂質の摂取量が増え、余計にニキビができやすくなるでしょう。
また、過食は胃腸の負担になり、腸内環境の悪化や、老廃物の排出の負担が増えます。人間の免疫力の60%を司る腸の環境が悪化すれば、免疫力が下がり、皮脂詰まりによる炎症も起こりやすくなりニキビもできやすくなる筈です。また、腸内環境の悪化に伴い、便秘になり、老廃物を便として排出できなくなると、皮膚から排出する頻度が増え、それがニキビになる可能性もあるでしょう。
最初の90分間に成長ホルモンが一番出る
睡眠不足を解消するだけで、肌を修復する成長ホルモンの増加や、意図しない過食を引き起こしニキビを発生させるリスクを減少できるので、ニキビに悩む人は積極的に睡眠の質を整えるべきだと考えています。
具体的には、睡眠時間を長く摂るよりも、睡眠の質を高める事の方が重要だという事が判明しています。
入眠直後の最初に90分が、その日の睡眠の中で一番深い眠りだとされていて、この最初の90分を深くできれば、その後の睡眠リズムも整い、自律神経やホルモンの働きも良くり、延いては次の日のパフォーマンスも良くなる事が分かっています。
成長ホルモンが最も多く分泌されるのも、最初の90分間です。この90分間の睡眠の質が悪かったり、音や光などの刺激で阻害されると、成長ホルモンは正常に分泌されず、肌を修復する事ができなくなります。
だからといって1日90分だけ寝ればいいのかというとそうではなく、最初の90分以降も成長ホルモンは分泌されます。ただ、最初の90分が一番多く分泌されるので、最初に高い睡眠の質を得る必要があります。
寝る1時間前から部屋を暗くする
睡眠の質を高めるためには、光の刺激を受けない事が重要です。光の刺激を受けると、脳が昼間だと錯覚して覚醒状態に入ります。
深い睡眠に入らなければ睡眠の質は良くならないので、寝る1時間前くらいから、脳に「そろそろ寝るから、寝るモードに切り替えてね」と通達する必要があります。そのためには、部屋を暗くし、自然界の夜と同じ状況を作り出さなければいけません。
勿論、スマホやPCを寝る直前まで弄ぶのも、深い眠りに入る上ではNGです。また、脳が覚醒状態に入るような、性的興奮や緊張するような事も控えた方がよいと言われています。
風呂で体温を一気にあげて、眠りの質を高める
睡眠の質には、光の他にも体温が大きく関係しており、寝ている時は、深部体温は下がり、深部体温を下げるために発熱しているため皮膚温度は高くなります。
夜は、ゆっくり休むために深部体温が下がり、それにより睡眠の質が高くなり成長ホルモンも分泌されやすくなります。深部体温には、上がった分だけ下がろうとする性質があり、寝る90分ほど前にお風呂に入る事で、深部体温を上げれば、その分だけ眠りにつく頃には深部体温が下がり、深い睡眠に入れます。
スタンフォード大学の実験データでは、40℃のお風呂に15分入ったあとの深部体温は0.5℃上がっています。 そして、0.5℃上がった体温が元に戻るのには90分かかるので、寝る90分前にお風呂に入れば、うまく深部体温を下げられ、深い睡眠を得やすいようです。
改めて見直してみたら、案外自分の睡眠の質はよくなかったんじゃないか?と思うんじゃないでしょうか。であれば、それがニキビ肌の遠因になっている可能性もあります。
たくさんの睡眠時間を確保するのは難しいかもしれませんが、睡眠の質を高める事は自分の意識次第でそこまで難しくはないと思います。ニキビを治す・予防するために、睡眠の質も意識してみる事をおすすめします。
まとめ
ニキビの原因となる習慣として、5年ほどニキビに悩んだ経験から以下を挙げました。
- 水分摂取量の不足
- 過剰な自慰、オナ禁
- 髭を抜く・髭そりのアフターケア
- 睡眠の質の低下
これ等を意識する事で、新規ニキビを予防できるかもしれません。
ただ、この習慣を断つだけではなく、栄養バランスの整った食事を摂る事や、糖質を控える事、食品添加物やトランス脂肪酸を含んだモノを食べない事、過度なストレスを抱えない事などもとても大事だと考えています。
私もたまにニキビができますが、そういう時は大体今まで挙げてきた何かをしてしまっています。私と同じようなタイプであれば、この方法がニキビの予防になると思います。参考にして下さい。
▼具体的なニキビの治し方が気になる人は、以下も参考になるかと思います。
・ニキビ肌を劇的に綺麗にした「トレチノイン治療」の経験を話す