重症ニキビ治療としてビーグレンを使う優先順位

ニキビ治療の中で有名なビーグレンですが、ニキビに悩んでいる人なら必ず一度は検討するほどネットでも有名だしキャッチも秀逸です。しかし、結論から言えば、ビーグレンで重症ニキビを治すことは難しいと私は考えています。というより、他にするべき事があるはずだと思っています。

軽い気持ちで「あ~ニキビできちゃった~」と言えるレベルの軽症ニキビなら、ビーグレンを使ってその内治るかもしれませんが、ニキビは症状が重くなればなるほど治療困難度もハネあがるため、軽症ニキビを治せたとしても重症ニキビを改善できるかと言うと別の話だと私は考えています。

ニキビに悩んでいる人が魅力的な商品を見つけたら、すぐに試したくなってしまう気持ちは分かる。しかし、治る見込みのない商品を使っていたら時間が勿体ない。こうしている間にも重症ニキビは着々と悪化し、凸凹のクレーター肌に発展しようとしている、それなのに悠長に効果のない化粧品を使っている暇はないのではないんじゃないでしょうか。

ビーグレン

確かにビーグレンのQusomeという独自のシステムはかなり魅力的です。「ナノカプセルで肌の最深部まで届き、ダメージに対してしっかりと作用します!この画期的な浸透率はビーグレンのみです!」と言われたら確かに重症ニキビにも効きそう!と思ってしまうのも無理はないでしょう。

もしかしたら実際は少なからず効いているのかもしれないが、重症ニキビというのはそれを実感させないほど悪化している状態です。だからこそ化粧品レベルの「浸透率」とか「配合成分」に目をやっている場合ではなく、もっと根本的なレベルから解決していかなくてはいけません。

ビーグレンでの治療は、結局は化粧品レベルなんじゃないでしょうか。化粧品は、「肌の綺麗な人がより綺麗になるため・綺麗さを維持するためのモノ」に過ぎない、つまり、キープ又はノーマル⇒もっとプラスにしていくコンセプトです。重症ニキビ患者の思想
対して重症ニキビの人が求めているのは「マイナス⇒ノーマル」になる事、つまり、自分がいまコンプレックスに思っているこの肌を普通の人の普通な肌レベルでいいから戻したい!というものだ。重症ニキビの人が求めている事は、化粧品の「更に綺麗にする」というコンセプトとは異なる。つまり、化粧品はもともと重症ニキビの人を想定して作られていないんです。だから重症ニキビの我々が化粧品、ビーグレンを使うことは遠回りにしかなり得ないのではないでしょうか。

トライアルセット程度じゃそれこそ本当に無意味

別にビーグレンのトライアルセットを貶しているわけではないが、重症ニキビに悩む人がたった数日分程度のトライアルセットで効果を感じられるとは思えません。「ものは試しだから使ってみてもいいじゃん!」と思うのであれば止はしませんが、もっと大事な事が他にあると思う。

そんな私も以前、ニキビが出来始めの頃にビーグレンのトライアルセットを使った事がある。高級感のある感じで心躍らせながら使用していましたが、結局ニキビを改善するには至らないどころか、脂性肌の改善もできませんでした。

もっとも、それはビーグレンが悪いとかではなく、私が自分のニキビの本質的な原因にアプローチする手法を考えずに、無造作に選んだ製品で治療しようとしたからに過ぎませんが。

ビーグレンのトライアルセット

(ビーグレントライアルセットのイメージ画像)

ニキビの原因は人それぞれで、それに見合ったアプローチをしなければニキビは治らない。私はそれを考えておらず、なんとなくビーグレンを使っていただけだった、だから治らなかっただと考えています。ビーグレンのニキビケアの特徴は、毛穴の汚れを洗浄し、美容液で丁寧にスキンケアしていく所にあるらしいから、顔の汚れが原因のニキビならビーグレンで改善する可能性もあるのかもしれない。勿論、軽症ニキビの話ですが。

何にしても、重症ニキビに悩むあなたが今使うべきなのはトライアル品でもなく化粧品でもない。それだけは確かだと思います。

ただ、自分の本質的な原因を解消するのに有効な化粧品がビーグレンだという確信があるのであれば、それは受け入れてみてもいいと思います。あなたがそう考えたのであれば、その可能性もあり得ない事ではないでしょう。

こんな事を言っておいてなんですが、私自身も化粧品ではありませんがサプリメントで酷い脂性肌を改善しています。それは、根本的な原因に届くアプローチだったからこそ効いたんでしょう。調査した結果、そのサプリがベストだと思ったから使ったので、これは良い事だと思います。

ただ、大体はその調査する人間の知識量、ものの見方に左右されるので、当然自分にとってベストに見えたものよりも、もっとベストなものがあった可能性は否めません。ただ、医薬品を使うべきところをサプリで済ませられただけでも十分有益だったのではないかと思っています。

化粧品より専門の医薬品を使うべき

重症ニキビに悩んでいる人が使うべきなのは、ビーグレンなどの化粧品レベルの商品ではなく、ニキビ治療で有名な薬でしょう。重症ニキビに悩んできた人なら既にいくつかの薬を使ったかもしれませんが、それでも治らなかったからビーグレンを使おうと思ったんじゃないでしょうか?普通は逆ですけど、重症ニキビの場合は治らなさ過ぎて逆流する事が多いんですよね。

  • ディフェリン
  • ベピオゲル
  • トレチノイン
  • アキュテイン

重症ニキビの薬は上のようなものが近年主流になってきていますが、ほとんどの皮膚科で処方されるのは、ディフェリンかベピオゲルが多いでしょう。

ディフェリンやベピオゲルも自分のニキビと上手くマッチすれば改善する可能性も高いだろうけど、一部の皮膚科では「ニキビに悩んでるんです」と言ったら条件反射的にディフェリンを処方してくるような所もある。

日本は、欧米のニキビ治療からだいぶ遅れています。欧米では数十年前から使われていたディフェリン等が、日本では最近やっと認可されはじめ、ディフェリンやベピオゲル等に頼り切りになっているのが実態なようです。

最近はトレチノインやアキュテインといった欧米で重症ニキビに使われている治療法を導入する美容皮膚科なども増えていますが、まだ認知度は低く、重症化し、ニキビ跡や凸凹になってからアキュテインやトレチノインを使い始める人も多いと思われます。(重症ニキビ治療に精通している「肌のクリニック」の院長も、そのような患者さんが多いと言っていました。)

私も、トレチノインによりニキビ・ニキビ跡を改善したので、個人的にはトレチノイン治療に希望を感じていてこのブログで発信しています。また、ブログの読者でも実践した旨のメールをくれる人がたくさんいます。

トレチノインでニキビ跡を改善した体験談

この写真は、その中の一人に提供してもらったものです。中々ニキビ跡が治らずに困っていて、レーザーをやろうかと迷っている時にトレチノイン治療の事を知り実践したそうで、かなり重度のニキビ跡ですが、結果的に6週間のトレチノイン治療で飛躍的に改善しているのが分かると思う。炎症もキレイに引いているし、トレチノイン治療は完全に成功している。(「トレチノインでニキビ跡を治療した6週間の体験談」)

ビーグレンにこだわって時間を浪費しない方がいい

何度も言うが、ビーグレンでは重症ニキビを治すのはまず不可能だろう、「それでもビーグレンを使ってみたいんだ!」という人は構わないが、そうではない人には「ニキビ治療の医薬品」の検討を薦める。その中でも個人的にはトレチノインは特に効果を実感しているから推奨できる。

アキュテインに関しても、肌のクリニック等に掲載されている症例を見ると、劇的な効果が出ている事が分かるから、一見してみる価値はあると思います。

重症ニキビは放っておけば更に悪化していき、いずれは凸凹のクレーターに成り果てるでしょう。そうなれば、治療は今よりも困難になり、治すのに多大な時間とお金がかかる事になる。だから、重症ニキビはできるだけ迅速に治療することが重要です。

それなのにビーグレンや、効力が弱い化粧品を使ってのんびり治療するのは、ニキビ治療戦略としては悪手。凸凹クレーターにしない為の最善の手は「悪化しすぎる前に治す」こと。これはどの皮膚科や美容クリニックでも言われている事です。

別にトレチノインでなくても構わない。「これなら行けるかも!」と思えた治療ならば、よくよくリサーチしてから何でも試してみるべきだろう。ただ、化粧品などの誇張されたキャッチコピーに騙されて時間を無駄にしないように気を付けて。

もし、今「コレ!!」といった治療法を見つけていないのなら、ここでトレチノインを知ったのも何かの運命かもしれないから、トレチノインを使ってみるのもいいかもしれませんね。

ただ、その際はニキビ治療、トレチノイン治療に精通している医師と相談しながら行うのが望ましいです。個人で輸入して治療する事もできますが、私はそれで一度失敗しています。まあそれは私が慢心しすぎて雑な治療をしたせいであって、トレチノイン治療自体はそこまで複雑なものではありませんが・・・。

とりあえず、周りに信頼できる医師がいるのであれば、その人と相談しながら行うにこしたことはありません。そういう環境にないけれどもトレチノイン治療をやりたいというのであれば、私の治療体験記が参考になるかもしれません。

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