ベピオゲルとハイドロキノンの併用が重篤な副作用になる

ベピオゲルとハイドロキノンの併用による副作用

相反する存在のベピオゲルとハイドロキノン

先日、新ニキビ治療薬のベピオゲルに関する記事「ベピオゲルの重症ニキビ治療に対する実績」を書いた後、ベピオゲルとハイドロキノンの併用は相性が良くないという事を知った。

情報のソースは、「【危険】ハイドロキノンとベンザックジェルの併用」という記事だ。読者さんがハイドロキノンとベピオゲルを併用した結果、ベピオゲルを塗った形そのままのシミができていたそうだ。

今回、質問させていただきたくてコメントしました。
ベンザックジェルとハイドロキノンの併用についてです。
一ヶ月ほど前からこちらの記事を参考にしてトレチノインとハイドロキノンを使用しいて、つい一週間ほど前からハイドロキノンのみにしていました。

ですが、元からニキビ肌のためニキビがポツポツできてきて、それを抑えるために ベンザックジェルを使用し、その上からハイドロキノンを塗りました
(ベンザックジェルはトレチノイン・ハイドロキノン使用前から使っていて、トレチ・ハイドロ中は一切使用していませんでした。)
すると朝起きたら、ベンザックジェルを塗った形そのままにシミができていました
色味はカンパンのような感じです。

ハイドロキノンの酸化しやすい特性とのミスマッチ

ベンザックジェルを塗った形そのままにシミができてしまったという所が引っかかる。これを、ベンザックジェルとハイドロキノンが重なりあっている部分にシミができたという事だと解釈すると原因が理解しやすい。

ハイドロキノンは元々酸化しやすく、ちょっと蓋をあけっぱなしにしておくとすぐ酸化して茶色く変色してしまう。もしかしたらこの相談者さんの言うシミは「酸化して茶色くなったハイドロキノン」なのではないだろうか?

記事元の美活道さんの言う通り、シミが一日でできるとは考えにくい。だから、酸化して茶色くなったハイドロキノンがこべりついていて、シミのように見えている可能性もあると考えた。

ベピオゲルの強力な酸化作用が、ハイドロキノンを茶色くした

ではなぜそんなに一瞬でハイドロキノンが酸化してしまったのかと考えると、答えは1つしかない。ベピオゲルの酸化作用だ。

ベピオゲルにはニキビ菌を抑制するための酸化作用があるようだが、その酸化作用がハイドロキノンに対しても作用してしまったと考えられる。それに加えて、ハイドロキノンは酸化しやすい、相乗効果で爆発的に酸化してしまったのだろう。

ハイドロキノンに限らないが、酸化してしまった物を肌に付着させておくのは肌への刺激になりかねない。もし、ハイドロキノンとベピオゲルを併用してしまい、酸化して茶色くなったハイドロキノンがこべりついたら、すぐにぬるま湯で優しく洗い流した方がいいと思う。

もしかしたら簡単には剥がれないかもしれないが、そこであまりガリガリ剥がすのも逆に刺激になりそうだから、肌に優しいクレンジングを使うなどの工夫をしてみるのもいいかもしれない。

副作用は起こらない、という主張もあるそうだ

過酸化ベンゾイルを使用する際、ハイドロキノンやビタミンCの外用と併用するのが望ましくないという話は、私は聞いたことがありませんでした。

念のために、製造販売元のメーカーや以前から過酸化ベンゾイルの使用に精通している医師にも確認してみました。
しかし、そのような話は聞いたことがなく、特に問題になったことも無いとのことでした。

出典:「ベピオゲル」による新しいニキビ治療|住吉皮膚科ブログ

メーカーはともかく、過酸化ベンゾイル(ベピオゲルの主成分)に精通している医師でも知らないという事は、もしかしたら他に何か原因があったのだろうか?

でもハイドロキノンとベピオゲルの併用が良くないという話しは、調べてみれば結構たくさん出てくるし、メーカーや医師からちゃんとした情報を聞きたいところだ。

ネット上でも一部では囁かれているが、ベピオゲルの公式な販売元などでは副作用として報告されていないために、この事を知らない人も多いだろう。なぜこの副作用を記載していないのかは分からないが、何にせよ注意してほしい。