簡単な皮脂を減らす食事法:食べる順番とGI値

以前私は、炭水化物をドカ喰いした後、頬・おでこ・鼻がベトベトしている事に気付きました。

それからは、皮脂と食事の密接な関係を考えるようになり、試行錯誤の末に、なるべく皮脂が出にくい食事法を考案し、取り入れています。

ニキビや脂性肌を改善したいなら、少しでも食事と皮脂の関係を意識する事が大事だと思っているので、そのきっかけになる様、理論を掲載しておきます。

もし、あなたが「皮脂を減らすために根本的な食生活から改善しなきゃ!」と論理的な思考をする人であれば、この食事方法はしっくり来ると思います。そして、これを機に食事に更に気を遣うようになり、あなたの健康は増進し、ニキビ改善に必ず繋がっていくはずです。

とてもシンプルで、次の食事からすぐに実践できるような内容だから、ササッと目を通すくらいでもいいから読んでおいて損はないと思います。

食べる順番を変えるだけのシンプルな食事法だが、奥が深い

食べる順番
簡単に言ってしまえば、私の実践する皮脂を減らす食事方法とは「食べる順番」を改善するという言葉に尽きます。つまり、野菜を先に食べて、ご飯を後に最後に食べる・・・とかそういう類の物です。

食べる順番ダイエットみたいな安易な物だと言ってしまえば身も蓋もないが、理論的にも食べる順番は皮脂に対しても非常に大きな影響力を持っていると言えます。

皮脂を減らす食事法について話す際に欠かすことができないのがGI値というスコア。簡単に言えば、なるべくこのGI値が低い物から食べるという話です。GI値が低いものから徐々に高いものにシフトしていくことが、体・ニキビに優しい食事方法になる。(本当はGI値が高いものを食べないのが良いんだけど)

食事法を実践するための、おおよその食品のGI値を一覧にした表が以下です。

グリセミック指数

若干の上下や、データが定かではない部分もあるから、これが絶対的に正しいという訳ではないですが、一般的には大体この辺りだと言われています。

この表のGI値を参考に、なるべくGI値が低い食品から食べ始めることで皮脂の分泌を緩やかにするように体に働きかける事ができるとされています。

ただ野菜から食べればいいってわけではない

恐らく今までは食べる順番を気にしているといっても「とりあえず野菜から食べとけばいいでしょ」くらいにしか考えていた人もいると思います。

しかし、この表とGI値という概念を踏まえると、野菜といえどもカボチャやイモ類、ニンジンなどから食べ始めるのは皮脂を増やすリスクになると言えます。

「食べる順番を変えるだけ」と言っても、GI値という概念を知っているか否か、食品ごとのGI値を知っている否かで、その食事法を実践したときに得られる効果は大幅に変わってしまう。

言ってしまえば、例え低GIの野菜ばかりのサラダを食べていたとしても、そこにかける市販のドレッシングに砂糖などの高GIの要素が含まれていることを知らなければ、健康的で皮脂を減らせる食事方法を実践している気になっているだけで、実際は全く効果がないという事すらあり得る。(微量のドレッシングならならそこまで影響はないだろうけど)

GI値に支配されるのはナンセンス

ただ、あまりGI値を気にしすぎると日々の食事が窮屈になり、そのストレスが悪い影響を及ぼすから、たまにはGI値なんて気にしないで好きな物を楽しんで食べる事も必要だとは思います。

私は今ほとんど皮脂には悩まされていませんが、日々の食事は皮脂を減らす食事方法を心がけています。しかし、旅行に行った際は、好きな物を好きなタイミングで食べたりしている。体質が変われば、それだけですぐ皮脂が急増する事はないでしょう。

自炊したときは勿論、外食の際も、やろうと思えばGI値を気にしながら皮脂を減らす食事方法はできます。その食事方法を徹底する時は多少気を使いますが、大事なのはなるべくそういう意識を持つことだと思う。

GI値の高い食品が皮脂を増やす理由

GI値が引き起こす影響ですが、GI値が高ければ高いほど血糖値の上昇が急激になる。つまり、砂糖などの高GI食品を摂ると、短時間で急激に血糖値が上昇する。

逆に低GIなフルーツなら血糖値は緩やかに上がっていく。そして、前述したように、GI値が高く血糖値が上がりやすい砂糖を食べたほうが、皮脂は分泌されやすくなります。

甘い物で皮脂分泌が促進される図

簡単にまとめると、皮脂に関していえば、血糖値が急上昇することは悪であり、緩やかに上がることが正義となる。(皮脂に関していなくても大体がそうかもしれないが)

血糖値が上昇すると、その血糖値を下げるために、名前は聞いたことあると思うが「インスリン」というホルモンが分泌される。そして、このインスリンが分泌される際、皮脂腺の活動が活発化し、そのインスリン分泌量が多ければそれだけ皮脂が分泌されやすくなる。

血糖値の上昇が急激であればあるほど、その血糖値を下げるには大量のインスリンが必要になり、大量のインスリンを分泌すると、それに伴い皮脂も分泌される・・・というメカニズムです。

だから、血糖値を急増させる高GI食品を避け、低GIの食品からゆっくり血糖値を上げていく事が重要になる。

本来は、高GI食品を避けるのが有効ですが、それでは食事を楽しむこともできずストレスになるし、栄養の偏りも発生しやすくなってしまう。

だから、食べる順番を変えて緩やかに血糖値を上げていくことで、高GI食品を食べても皮脂が増えにくくするようにするのが現実的だと思います。

また、高GIの食品ばかり食べたり、四六時中食べ物を食べて血糖値を上げていたりすると、インスリンに対して耐性がついてしまい、インスリンが分泌されても血糖値が下がらなくなってしまう。これが糖尿病です。

つまり、この食事法はニキビ・脂性肌を治す為だけではなく、将来糖尿病になりガチガチに縛られた窮屈な生活をするリスクを下げるためにも有効だと言えます。

また、血糖値が上がりすぎないような食事・低GIな食事を意識しておけば、必然的に食物繊維や発酵食品、栄養バランスの摂れた食事をする事に繋がる。

同時に、有害な精白糖や添加物を多く含むスナックなども摂らないようになり、それ等の食生活の変化は間違いなくニキビ肌の改善に役立つだろう。

はじめるのに必要なのは「意志」のみ

私が実践している、皮脂を減らし、健康を維持し、病気を予防する食事法は、とてもシンプルで意志さえあれば誰でも実行できる。

糖尿病患者でもない限り、食事を楽しめなくなるほどガチガチに縛りつける必要はないが、適度にこの食事法のルールを守って食べることで、目に見える効果が出るには時間がかかるかもしれないが、数えきれないほどの恩恵を得ることができるでしょう。