クレーターは多くの重症ニキビ患者の悩みの種だと思います。そんなクレーターの解消に期待できるかも?という新技術が花王より発表されました。
それが、ファインファイバー技術と呼ばれるものです。肌にポリマー液を噴きかけるだけで肌表面に膜をつくれます。
“ファインファイバー技術”は、化粧品用のポリマー溶液を専用の機器で肌に噴射することで、肌表面に極細繊維で積層型の極薄膜を形成する技術。これにより、体のさまざまな部位の三次元形状や面積に合わせた膜を肌表面に自在に形成できるようになる。積層型の極薄膜は、直径0.5μ、わずか20秒で長さ120kmになるという繭のような極細繊維のため肌の動きに柔軟に追随し、肌表面を均一に滑らかに整える性質がある。また、液体を吸い込む“毛管力”があるため、使用する化粧品製剤の保持力や均一化に優れているのが最大の特徴だ。
研究開発部門統括の長谷部佳宏・取締役 専務執行役員は、「“ファインファイバー技術”は、シート状ではなく肌に吹きかけることではがれにくくなり、あらゆる活用が可能になる。“皮膚を超える皮膚”を目標としているため、皮膚悩みを隠すことができ、スキンケアやメイクの次元を変える技術となる。技術により化粧品の限界を超えたいと考えており、“人を治す”治療の領域にまで持っていきたい」と語った。
クレーター・ニキビ・赤みなどの肌トラブルを隠すこともできそうです。期待できます。
クレーター改善は一朝一夕でできるもではありません。その間ずっとクレーターに悩み続けるのは心苦しいことだと思います。QOLが下がり、自分らしい生活がしにくくなるかもしれません。
そういう意味では、この技術でクレーターが隠せれば、すごいことだと思います。クレーターに悩む人のQOLを上げることに繋がるでしょう。
今後に期待したいです。