ホームレスやドイツ強制収容所の面々にニキビがない
ホームレスやドイツの強制収容所に囚われていた人々は、劣悪な環境にいて、まともに栄養を摂れているとは思えない。特に、強制収容所にいた人々は人間的な扱いも受けず、食事はパン一切れと大した栄養もないほぼ液体だけのスープ1すくいだけだ。
こんな栄養状態だが、画像、写真を見る限りニキビのようなものは見られない。(肌質はガサガサだったのかもしれないが)
⇒画像(※ショッキングな画像なので閲覧は自己責任で)
この事から、ニキビが発生するのは栄養不足よりも、栄養過多に問題があるからではないか?という仮説が生まれた。
溢れる粗悪な食べ物がカラダを蝕む
今は昔と違い食べ物はたくさんある。コンビニエンスストアも普及し、どこでも気軽に食べ物を入手できる時代だ。
その手軽さにより、栄養価バランスの悪い食べ物をたくさん食べる機会が増え、健康的な肉体が蝕まれ始めているのではないだろうか?
食事による大量の老廃物が胃腸を荒らす
お菓子や乳製品、卵などを大量に摂取していると、それらから老廃物が生み出され、胃腸に蓄積される。
胃腸は免疫機能を司る重要な内臓でもあり、肌の状態とリンクしているとも言われている。つまり、胃腸が荒らされると肌にもダメージが出てニキビが発生しやすくなる。
化学薬品を含む食べ物の増加
保存料などの添加物が増えることで、食品は長持ちしやすくなったかもしれないが、それらは本来は口にすることがない成分だ。
手軽にとれる食べ物にはほぼ化学薬品が含まれていて、それらをこの飽食の時代に日常的に摂取している。それにより、日々内臓に化学薬品を蓄積していっていると考えられる。
化学薬品の蓄積が悪い影響をもたらすのは周知の通りだ。水俣病、イタイイタイ病なども薬品のレベルは違うがメカニズムは同じだ。
ドイツ強制収容所の人たちはまともな栄養をとれなかったのかもしれないが、粗悪な化学薬品を含む食べ物を摂取する機会も又なかっただろう。
消化は胃腸への大きな負担になる
栄養過多な人はたくさん食べ物を食べているであろうから、消化の問題も付きまとう事になる。
通常は3時間で食べ物を消化しているが、それでも胃腸にはかなりの負担がかかるらしい。芸能人のタモリさんは「食べない事で体力を保って27時間テレビを乗り切った」と言っている。
栄養過多の人は、それだけ食べ物を食べて、胃腸の負担を大きくしてしまっていると考えられる。前述したように胃腸の荒れは肌の荒れに繋がる為、胃腸への負担になる大食い(栄養の過剰摂取)は避けるべきだ。
大食い選手はなぜ胃腸が荒れてニキビにならないのか?
当然の疑問だと思うが、大食いの選手はあれだけ食べていてなぜ肌が綺麗なだけでなく、痩せてさえいるのか。
以前テレビで見たが、ギャル曽根は普通の人の数倍の消化パワーがあるらしい。だが、食べた物は栄養として吸収はされにくく、そのまま排泄されてしまうそうだ。
つまり、普通の人と同じ栄養を摂る為には、普通の人よりもたくさん食べなければいけない。大食い界にとってはノーマルな栄養摂取なんだろう。
「断食&腹八分」で栄養過多をなくす
俺らができる本質的な対策は、完全に食を止める断食と、食べる量を腹八分程度にする事だ。
漫画化の荒木飛呂彦も、夕食は食べない事で有名らしいが、そのおかげか圧倒的な若さを保つことに成功している。
夕飯を食べれば、寝ている時にも消化にエネルギーを使い、肌の修復がされにくい。夕飯を抜く事で、消化のエネルギーをその他の部分の治癒などに使えるのだろう。
同様に、断食を行うと、体の中の老廃物がデトックス(排出)され、腸内環境を整えることができるらしい。
俺も実践した事があるが、3日ほど何も食べていないのに毎日うんちが出ていた事に気付いた。毎日の食べた物を排泄するので精いっぱいだったのが、断食で食べ物が入ってこなくなった事で、腸内に溜まっていた”宿便”を排泄することができたのと思う。
断食をしたからといって栄養不足になりニキビができはじめる事もなかった、むしろ今までよりも良い調子だった。1日の内1食を抜く程度でもいいから断食をして、胃腸を休ませてあげることは、飽食の現代において大事な事だと思う。
質の悪い食がニキビに繋がるという意識をもって食生活を送る
自分の体、皮膚、細胞を構成しているのは、食べ物だ。つまり、どういう食べものを食べるかによって、自分の細胞、肌、体は変化する。
お菓子、ジュース、アイス、添加物ばかりの物、酸化している物・・・・現代には魅力的だが粗悪なフードがたくさんある。これらを完全に断てとは言わないが、ある程度シビアに接していく必要がある。
俺も完全に断ててはいないが、滅多に食べない様には意識している。ジュースが飲みたくなったり、お菓子を食べたくなったら水を飲んで忘れるのが今の俺のトレンドだ。
こういう地道な努力は、時間はかかるが、確実に肌に良い影響を与える筈だから、一緒に頑張ろう。
最後にまとめと、少し追加を書いておくと、
- 化学薬品、保存料などを含む物をなるべく摂らない
- 栄養過多にならないようにする(食べ過ぎない)
- 摂取カロリーに応じた水分を摂る
- 腹八分、ミニ断食などで胃腸を休ませる
- 腸内環境を整えるようなものを摂る
これらの事を意識して、食生活を送る事が大事だ。ニキビを治すためには地道な努力が必要だ、食べたくなる誘惑が何度もあるかもしれないが、その食欲とニキビのない綺麗な肌での未来を天秤にかければ、その食欲は抑え込める筈だ。